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Chocolate vol.26
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「職業はなんですか?」と聞かれて「作家やってます」と答えられるようになったのは実は割と最近の話です。
定義があるようでない「作家」という仕事。
下手をすると「名乗ったもん勝ち」みたいなところもあり、だからこそ変なところで弱気な私は「作家の仕事をしています」と胸を張って言えない時期がありました。
それでもここ一年くらい、自分の「作家」の仕事を卑下するでもなくドヤるでもなく、フラットな気持ちで答えられるようになりました。
名乗れるようになってから、ますます作家の仕事が楽しくなりました。
「作品を書いた先にあるもの(自分も社会も豊かになる)」なんてビジョンが持てるようになったというか。
フラットな気持ちで自分の仕事を名乗れるようになってから改めて「自分の仕事をフラットな気持ちで答える」って仕事をしていく上でとても大事だと実感します。
……ついでに言うと、フラットな気持ちで職業を名乗れるようになってから収入も上がりました。