メイクレッスンでマスカラを塗る時、

とっても塗りづらそうにしている

生徒さんがたくさんいたの。

 

右利きの人は左側、

左利きの人は右側の目頭側のまつげに

マスカラが塗れていないことが多くて。

 

塗れたとしても、

マスカラの棒部分の液が

鼻の付け根についてしまったり。

 

特に下まつげなんて、

下まぶたにもついちゃうし、

鼻にもついちゃうし・・・と

大変な思いをしている人が多かったんだよね。

 

 

そこで毎回お伝えしていたのは、

利き手ではない側のマスカラを塗る時は

マスカラの持ち方を変えるということ。

 

 

右利きの人なら、

マスカラをこんな風に

左側から塗るようにするだけ。

(左利きの人は逆)

 

 

 

 

これね、

すでにやっている人からすると

なんてことない事なのだけれど、

これまでの生徒さんを見ていると

やっていない人の方が断然多いと感じます。

 

鼻につかないように

器用に右側からだけ塗る人もいるのだけれど、

近くでチェックするとやっぱり

左目の目頭側のまつげが

寂しくなっていることが多くて。

 

 

「たったこれだけの違いで?」

と思えることが、

その日の仕上がりを

左右してしまうのは事実です。

 

 

だから、

マスカラはぜひ

右目・左目で持ち方を変えてみて。

 

 

特にまつげは毛の向きも大事。

毛の流れる向きは絶対に無視できません。

 

両目に対して

一方向からのみコームをあてるのと、

片目ずつ左右対称の塗り方をするのでは、

後者の方が断然キレイ。

 

 

ちなみに、

私は今まつげエクステをしているから、

 

エクステが付いている上まつげには

セザンヌの透明マスカラを、

自まつげの下には

ブラックのボリュームタイプを

オンしています。

 

 

 

 

輪郭や顔のパーツが左右対称の人は

理論的に美しいと言われているけれど、

メイクの方法でもそれが当てはまります。

 

 

アイシャドウを塗る時のブラシの持ち方は?

アイライナーを引く時のペンシルの角度は?

お粉を乗せる時のパフの動かし方は?

 

 

私は右利きなのだけれど、

今となっては当たり前のように

左側からのメイクも手に馴染んでいるよ。

 

 

 

 

・・そうそう、

過去の生徒さんの中には2人くらい、

左側は左手で、

右側は右手で

それぞれメイクしていた人もいました(!)

 

すっごく器用で

驚いたのを覚えています・・!

 

 

たとえ

そこまで出来るようにならなくても、

アイテムの持ち方や角度に気をつけていれば

綺麗なメイクアップは叶うのです。

 

 

美しくなるためにしているはずのメイク。

誰だって、わざわざ雑な仕上がりに

見せたい訳じゃないもんね。