初めてネット上に「私」を表現したのは小学4年生の時だった。
Windows98というパソコンと、
ホームページビルダーっていうソフトを父親が持っていたので
説明書を頑張って読みつつ
とはいえ
わからないので、見よう見まねで
ホームページを作ってみた。
「プロフィール」
「日記」
「BBS（掲示板のこと）」
「リンク」
「キリ番報告所」
「バナー集」
知ってるホームページの構成を
お手本にして（というか、ほぼそのまま）
毎日パソコンと説明書と
にらめっこしながら
なんとかカタチになった時は
小学４年生の私以外
世界中、誰ひとり、
そのホームページの存在を知らないのだけど
すごく、誇らしげな気分になった。
初めて「ビジネス」っぽいことをしたのは
中学2年生の時で
ネットフリマだった。
当時、ヤフオクもメルカリも無かったので（多分）
自分でホームページを作って
そこに着なくなった服の写真を載せて
郵便局で買える「定額小為替」と引き換えに
服を売っていた。
利益は１着売って２００円とか。
ブランド服なんて持っていなかったので
なんとか
服が素敵に見えるように
背景を工夫してみたり
着用画像も、ステキに見えるように写真をとって
良さをわかってもらえるように紹介文を工夫して
田舎の中学生ながら、
頭をはたらかせて
がんばっていたと思う。笑
フリマサイトの作り方も
中学生でも出来る換金方法も、
どんなやりとりをして
どんなことに注意すべきか
悪いことをする人もいて
どう身を守るか
やりながら
体得していった。
実際、悪い大人が紛れ込んでいるので
「もっと楽に稼げる方法があるよ」とか
「このサイトに登録するだけでウンチャラカンチャラ」とか
目にするし
好奇心を刺激されるし
実際に、ちょっと危ない方向に行ったこともある
笑
だからこそ
判断基準は明確だ。
・お金の奴隷になっていないか？
・数年後、その行為を思い出として愛せるか？
インターネットがある世界に生まれたことで
間違いなく私は幸せだな、と思っている。
田舎にいても都会にいても
どんな境遇でも
チャンスが、平等に与えられているからだ。
だから
いつでもどこでも誰とでも繋がれる
この豊かな世界を、
豊かなままに。
自分に取り入れていきたいよね
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