2.延焼防止性能

 

耐火パテ工法            パテ無し工法

優秀                問題あり(*2)

 

*2:区画貫通措置材に用いられる耐火パテは主に無機材料、バインダーとして少量の有機材が使用されていて、貫通物に銅線や銅管や金属材料のような強熱伝導物質があり、例えば区画の右側は1,000℃の火災状態で左側がSウォールを越えて区画外に可燃性の紙、木材、石油製品があれば壁厚さが薄く、熱伝導を阻止する吸熱・温度低下剤を作用させないと焼ゴテの原理で着火・延焼してしまいます。このこの吸熱・温度低下作用を起こすにはある一定量の薬剤量が必要であり、薄い材料や奥行きの薄い充填では薬剤量が十分ではありません。弊社耐火パテは十分な薬剤量が加えてあり、しかも吸熱作用が異なる温度域で作用するように2種類以上

配合して更に安全を期しております。従って十分な薬剤量を充填する耐火パテ工法は非常に安全です。紙・木材の着火温度220℃

ポリオレフィン(ケーブル被覆など)は350℃で着火、発火しますのでパテ無しの不充分な吸熱作用ではどうかなと思います。