第97回 首都直下大地震対策

  追加します。

①    日常の準備・訓練・対策が大切です。

鉄筋コンクリート造りの免震住宅にお住いの方々は耐震性自体には問題は無くとも

それ以外に準備・訓練・対策する事項が多いです。

②    家具類はL字金具で壁床に強固に固定します。

背の高い家具で倒れそうなもののそばには居ないこよ。

③    地震直後の初期消火が大切です。

ガラス織物製消火ブランケットが市販されています(アマゾン等)これは初期消火に

非常に役に立つアイテムです。初期の小さな火ではこのガラス・ブランケットで叩きけしたり、火に被せて消火します。また消火器の使い方にも習熟していざというとき使えるように。

④    日頃から消防訓練、避難訓練を行い、避難場所、連絡方法等確認し合うこと。

⑤    木造家屋の密集地域では定期的に安全集会を開催し、震災対策を話し合い、初期消火の方法を学び共有します。

⑥    近所に大量の可燃物や枯草・草むら等ありましたら、草刈りをしたり安全対策を。

⑦    木造住宅密集地での特別対策

密集地では木造住宅間の距離が近いので延焼しやすい。延焼の原因となる可燃性物質を除去するか不燃材料で覆う事が対策となります。また外部から電線が家屋に入線する部分に延焼防止用耐火パテ(フラマシステム耐火パテISZ)を30mm半径の球状に

盛上げ施工していただければ電線被覆が導火線となって延焼するのを防ぎ、保形性・耐候性もあり長期間延焼防止致します。