ぼーっとテレビを見てる友梨奈を見て、

やっとわかった。



ここ最近感じてた、なんとなく寂しいみたいな物足りないみたいな...


この感じ。







理佐 「ゆりな~」


平手 「ん ?」


理佐 「私のこと、好き?」


平手 「.....」






ほら。


最近言われてなかったんだ

理佐すきー!って。




いっつも家でもメンバーの前でも言ってたのに。



急にだきついてきたりとかは変わらないけど、言葉で言われることがすごく減ってる。







理佐 「ゆりな?私のこと好きでしょ?」


平手 「...」


理佐 「ねーねー」





しつこいかな...?






理佐 「...ゆ_


平手 「好きじゃない。






... ?!






理佐 「え...」


平手 「...ごめん。」




理佐 「え、ゆりな待っ...」



















そんなことがあってから、1ヶ月。


私たちはあれ以降、まったく話していない。





メンバーにはバレないように、話さないのが不自然にならないくらいの距離にいるようにした。










理佐 「ひらて。」


平手 「...ん?」




気づいたら楽屋には私たちしかいなかった。







理佐 「私さ、部屋...出ていくね。」


平手 「え...」



私はいま自分の家じゃなくて友梨奈の家でいっしょに生活している。





私は友梨奈のことだいすきだから...

このままがいいけど、



友梨奈はもう私のこときらいになっちゃったんだから、しょうがないよね...。

ずっといられてもストレスになるだろうし。







平手 「なんで?」


理佐 「迷惑でしょ?嫌いな人とずっといたらストレスたまるよ。」





...ごめん友梨奈、

なんかきつい言い方になった。



でも、私も泣くの我慢しながら言ってるんだから許して...





平手 「嫌いじゃないっ !!」


理佐 「あ、ごめん嫌いまで言ってないよね。、好きじゃないって言われただけだった...」


平手 「...っ、」




理佐 「 ちょっと、なんで泣くの...」



平手 「ちがうの...っ、」


理佐 「え?」


平手 「いなくなったら嫌だから...」






わからない...

なんで友梨奈が泣いてるの?





平手 「好きだったら...いなくなるんでしょ?」


理佐 「なんで...?なんでそう思うの?」


平手 「私が好きになると...みんないなくなったっ、」





卒業したメンバーのことだ。

だから...




平手 「だいすき...だけど、好きじゃない。っ、...」


理佐 「...ゆりな、私はいなくならないよ?ゆりなに嫌いって言われたらいなくなるかもだけど...」



平手 「うそじゃない...?」


理佐 「大丈夫。信じて?」


平手 「うん...好き、」


理佐 「私も!!」









終わり