ある噂を耳にした。
「志田先輩に彼氏ができた」っていう。
志田先輩はかわいくて、運動できて、明るくて、いつも笑ってて...
そんな素敵なひとに付き合ってる人がいなかったってほうがおかしい。
今までも、男子と歩いてるとこを何回も見かけたけど、その度にただの友だちだって、いつものきらきらした笑顔で言われるから...
私は志田先輩が好きだけど、志田先輩にとっては私なんてただの後輩でしかないんだろうな、。
女の子を好きになったのは私も初めてで...
最初は自分の気持ちがよくわからなかった。
ただの憧れだとか、かわいいって思ってるだけだとか、自分で自分に言い訳してた。
でもやっぱり好きなんだなって、最近認めたところだったのに。
志田 「ひらて!」
平手 「志田先輩...おつかれさまです!」
志田 「塾終わり?」
平手 「うん!」
テスト期間で部活がなくて、2人で話すのは久しぶりだった。
志田 「1年生テスト何教科?」
平手 「10教科」
志田 「あれ?国語がまだ1個だっけ?」
平手 「そうそう。何個?」
志田 「国語?」
平手 「んん、テスト」
志田 「12かな?」
平手 「うわー、多いね...」
私、普通に話せてるかな?
先輩に彼氏がいたって私には関係ないことなのに、気になってしまって。
いっそのこと聞いてしまえばいいんだけど、、
志田 「ひらて。あのさ、」
平手 「...うん」
嫌な予感がした。
急にまじめな顔で。
志田 「私_」
平手 「まって、...ごめん聞きたくない。」
志田 「へ?」
平手 「よかったね。!!! おめでとう」
うまく笑えてるだろうか...
先輩の顔見れないや、
志田 「ねー何のこと??」
平手 「え?」
志田 「全然おめでたくないんだけど?」
平手 「彼氏できたんじゃないの?」
志田 「え、なにそれー笑 どこ情報?」
え、え、え、
待って待って...
志田 「彼氏なんていないよ?」
平手 「ほんとに?」
志田 「平手に嘘ついたことないよー笑」
平手 「よかったぁ...」
志田 「よかったは失礼でしょw」
平手 「ごめん笑」
志田 「そんなに私のことすきー?笑」
平手 「...うん。」
志田 「えっ!⸝⸝⸝うれしい !!!❤︎」
平手 「⸝⸝⸝ で、なに言おうとしてたの?」
志田 「照れ隠し雑w 英語おしえて!!」
平手 「は?私1年なんだけど...先輩2年生じゃん」
志田 「でも英検準2持ってるんでしょー?」
平手 「準2って普通だからね?」
志田 「私3級落ちたんだよぉぉお!」
平手 「やばぁww」
終わり