平手side
"今日の練習後、教室で会える?"
私は迷わず いいよ と送った。
春休みに入ってからは会えてなかったから、久々に会えるのが嬉しかった。
バスケ部とバレー部は、同じ体育館で練習している。緑のネットで仕切られているけど、休憩中はお互いの練習を見ている。
向こうが休憩に入ると理佐もこっちを見てるから。好きな人に見られてると絶対失敗できないんだよね(笑)
今日は先に練習が終わった私たちバスケ部が先に体育館を出る。
理佐 「てち!」
平手 「うん待ってるね。がんば!」
理佐 「ありがとすぐ行く!」
すれ違うときに約束を確認して、教室へ向かう。
春休みの教室は、荷物も掲示物もなくて。
寂しいような、でもどこか暖かいような気がした。
理佐 「ごめんお待たせ!」
平手 「ううん、おつかれ。」
練習着のカッコイイ理佐から、制服のかわいい理佐。ギャップに心臓がうるさくなる。
おまけに汗で髪が濡れていて、顔が火照っているから可愛さは倍だ。
平手 「どーしたの?なんか用事あった?」
理佐 「あ、うん。」
平手 「ん?」
急に真剣な表情に変わったのがわかって、自然と手に力が入る。
理佐 「今年からさ、うちら3年じゃん?」
平手 「...そうだね」
理佐 「もう1年しかないんだなーと思ったらさ...伝えときたいなって思って。」
平手 「うん、?」
理佐 「好きです。」
平手 「えっ、」
理佐 「...ごめん」
平手 「なんで、」
理佐 「ごめん、!気持ち悪いよね」
平手 「そうじゃなくて、...なんで謝るの?」
理佐 「?」
平手 「...私も好き❤︎(笑)」
理佐 「えっ、ほんとに?!」
平手 「うん !!...でも今はお互い部活が大事でしょ。だから、。引退したら...」
理佐 「うん!!!」
びっくりした、まさか告白されるとは思ってなかったから。。
お互いなんとなく気持ちはわかってたような気がするけど、はっきりとは口にしてこなかった。
関係を変える勇気がなくて...
理佐に先に頑張ってもらっちゃったな...
いつもならバイバイする場所を通り過ぎて、りさの家まで来た。
理佐 「ごめんね送ってもらっちゃって、」
平手 「いいの ! 理佐は女の子だから危ないでしょ?」
理佐 「てちも女の子じゃん笑」
平手 「私は強いから大丈夫 !!」
理佐 「なにそれ笑 じゃあ、てちも気をつけてね。送ってくれてありがとう。!!」
平手 「...待って。1個お願いがあるの」
理佐 「なに?」
平手 「最後のインターハイ...勝ったら、ゆりなって呼んでほしい」
理佐 「え~てち気に入ってるんだけどなぁ笑」
平手 「てちってコートネームだもん笑」
理佐 「ん~わかった。! でもはずかしいから2人でいるときだけでもいい?⸝⸝⸝」
平手 「うん !!!」
理佐 「じゃあ...あしたね。!!!」
平手 「おつかれ~」
理佐 「おつかれさま~」
へへっ⸝⸝⸝
ぜったい勝と !!!!
終わり