足立区の眼科、シオノアイクリニックの院長ブログです。

 

このブログでも何回か話題にあげていますが、白内障の手術をした場合、原則的には眼内レンズを挿入します。

 

眼内レンズには大きく分けて二種類あり、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがあります。

 

単焦点はその名の通り、一か所にピントが合うレンズです。ですから、手術を受けた後、基本的には手元用か遠くを見るようの眼鏡が必要になる方が多いです(稀に眼鏡をかけなくても手元も遠くも両方よく見えるとおっしゃる方もいます)。

 

多焦点はピントが合うところが何か所かあるレンズです。遠近両用メガネをイメージしてもらうといいかもしれません。

人にもよりますが、多焦点レンズを入れた場合、術後眼鏡が不要になる場合が多いです。

 

この多焦点眼内レンズですが、かつては遠・近の2焦点レンズしかなかったのですが、徐々に改良され、現在は遠・中・近の3焦点レンズが主流になっていると思います。

 

そんな中、最近新しい多焦点眼内レンズが使えるようになりました。

 

テクニスシナジーと言うレンズです。

 

どういったレンズか、何がどう新しいのか、等の難しい説明は省きますが、ようは今までのレンズのいいとこどりをしたようなレンズです。

 

まだ先行で使用している一部の施設でしか使われていませんが、評判は上々のようなので、私のクリニックでも4月から使ってみようかと思っています。

 

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