足立区の眼科、シオノアイクリニックの院長ブログです。
2月末くらいから花粉が飛散し始めているようです。
昨年は新型コロナの影響で外出する機会が少なかったのか、目の痒みを訴える方が少なかったですが、今年は花粉の量も多いようで、前年より症状を訴える方が多い印象です。
さて、コロナワクチンもやっと日本でも始まりました。
しかしながら予想通りと言うべきか、副作用についての報道が多く見受けられます。
ワクチンによる長期的な副作用はできたばかりのものなので誰にもわからないわけですが、短期的な副作用にはアナフィラキシーがあげられます。
アナフィラキシーは簡単にいうと強いアレルギー反応です。
これは別にコロナワクチン特有のものでなく、どの薬やワクチンにも起こりえるものですし、多くの方が摂取すれば一定の割合で起こりえるものです。
先日こんな質問を受けました。
「私は花粉症があるけど、コロナのワクチン受けて大丈夫ですかね？」と。
花粉症は花粉に対するアレルギーですから、コロナワクチンでもアレルギーが起きるのではないかと心配されていました。
私の知る限り、花粉症がある方の方がアナフィラキシーが多いというデータはないと思うのですが、多くないという確証もありません。
結果、わからない、としかお返事できませんでした。
もう少し時間がたてば、副作用についてのより正確なデータもでてくると思われます。
日本人ではどのような人が副作用がでやすいのか、そういった情報がでてくるといいですね。
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