足立区の眼科、シオノアイクリニックの院長ブログです。
8月はバタバタしていてブログの更新ができませんでした。
今回は久々ということもあり、真面目に目のお話をしたいと思います。
先日、また知人から連絡を受けました。
ど、これ何かな?」と。
携帯の写真などでわかりにくいですが、おそらく翼状片だと思う。と返事しました。
翼状片は、白目の部分が目頭の方から黒目(角膜)の方に侵入してくる疾患です。
原因はよくわかっていませんが、紫外線が関与していると言われています。
翼状片の治療ですが、症状がなければ放置していても問題ありません。
ただし、見た目が気になったりした場合は手術によってとる必要があります。
また、翼状片が瞳の真ん中近くまで伸びてくると、乱視の原因になります。
その場合も、手術で切除したほうがいいと思われます。
翼状片は手術でとることができますが、再発が多い疾患でもあります。
手術を受ける場合は、よく説明を受けてから手術を受けることをお勧めします。