高校へ入学して2年生になる時(3年生になる時)に理系か文系かを、
選択しなくちゃいけない学校が多いと思う。
(その他、芸術系とか体育系も選べるところもあるみたい)
 
16、17歳で将来就きたい職業をある程度絞らなきゃならないのは大変。
とは言うものの、
「数学嫌いだから」
「友達が私立文系を選んだから」
「とりあえず国立理系にしておけばなんでもアリだから」
みたいに比較的安易な理由?で選ぶ人も多いよね(私もそうだった)。
でも、受験勉強を始めてから、あるいは大学へ入ってから
後悔している人が多いのも確か。
 
知り合いのAさんは理系文系を選択するときに
「就職に有利だから」
という理由で私立理系クラスを選んだ。
運良く?、努力の賜物?で志望校に合格できたまでは
良かったんだけど、
もともとあまり数学は好きではなかった。
受験時は公式と解法パターンひたすら暗記して何とかなったものの、
大学の数学の授業ではそうとも行かずついていけない。
大学の2年から3年になる時、履修制限に引っ掛かり
そこで転学部?受験し直し?を決意したとか。
幸いにも一般教養科目の履修が認められて、同じ大学の文系学部3年に
編入できたらしい。
技術者や研究者じゃなくて、英語を生かした仕事につきたいなと
考え出していたみたいだから、ちょうどよかったのかもしれないね。
 
という訳で、理系か文系かを選ぶときは、まだ将来の職業を絡めては
難しいかもしれないけど、大学でどんなことを勉強するのか、
学部別にどういった職業に就く人が多いのか、ぐらいは調べてから
選んだ方がいいんじゃないかな。