このお人形は、私が昔入手したインリンさんのフィギュアの頭部をカスタムしたものです。元々は例のＭ字開脚ポーズをした「動かないフィギュア」でしたが、頭部に付いていた硬い素材の髪の毛部分を剥ぎ取り、代わりに他のドールヘッドの頭頂を貼り付け・縫い付けた上に植毛したものです。赤毛のボブヘアは、インリンさんの某写真の赤毛ボブヘアを再現したつもりです。
元々は顔全体に塗装がされていましたが、うっかりその塗装の一部を消してしまったので、目・眉・口・ほくろ以外の塗装を慎重に消してみたら、意外と色白だったので、オビツの色白肌ノーマルボディ（27cmサイズ）に頭部を付けました。体型はわりと本人に近いだろうと思います。
実際のインリンさん本人はまずは着ないようなゴスロリコーディネートですが、この黒のリボンカチューシャとワンピースはアゾン、黒地に白い水玉模様のストッキングはキューティーズ、そして靴はオビツの商品です。
とりあえず、不思議ちゃんポーズを取らせました。グラビアアイドルというよりは原宿系ファッションモデルさんです。原宿系ファッションといえば、数年前に紙媒体としては休刊してしまったKERAがありますが、ライバル誌Zipperみたいに紙媒体として復活してほしいですね。
まあ、今のご時世だと、いわゆる「出版不況」だけが問題ではなく、原宿系ファッション自体が「贅沢品」の意味合いが強まりましたから、紙媒体版KERAの復活は困難かもしれません。しかし、せめて季刊誌として復活していただきたいですね。
あどけなくかわいらしい顔立ち。実際のインリンさんよりも童顔に見えます。まさしく「ロリータ」です。しかし、ナボコフの『ロリータ』のヒロインである「ロリータ」ことドローレス・ヘイズ嬢には、いわゆるロリータファッションは似合いません。当人はいわば「汚い紫の上」であり、お上品とは言えない庶民的な女の子です。
ドローレス・ヘイズはむしろ、いわゆる「ギャル」でしょう。
赤毛、色白肌、黒ずくめコーディネートという組み合わせが鮮やかです。
さすがにこの格好でＭ字開脚をさせる訳にはいきません。下手すりゃ単なるヤンキー座りになりかねません。まあ、お人形にあのようなポーズをさせるのは、バランスを取るのが難しいですね。
虹彩に白い塗料でハイライトを入れようかと思いましたが、余計な事はしない方が良いかと思います。
このインリンさんはメインブログの「ネタ袋」コーナーで時々登場するかもしれませんが、当然、予定は未定です。
白いうさぎさんのぬいぐるみを抱きかかえているインリンさん、かわいいですね。しかし、うさぎさんのぬいぐるみに黒いゴミが付いているのに気づかず撮影したのは不覚でした。
当ブログは一応は自作イラストを主に扱っていくつもりですが、たまにはこのようにお人形やフィギュアなどの記事を載せていきたいと思います。まあ、その辺の詳しい内容は、メインブログの方にあります。
少なくとも、インリンさん本人は「ロリ」ではありませんね。れっきとした大人の女性です。インリンさんが所属していた音楽ユニット「JOYTOY」は、インリンさんが脱退してからの動向は分かりませんが、現在は同名の別バンドがあります。