7月22日 月曜日 晴れ 暑くて死にそう。
梅雨明けしました九州北部 全国的に凄い暑さです。
暑い日はウナギの蒲焼が定番ですね。
そこで土用の丑の日の話。
今回は私たちが洗脳されている「ウナギの蒲焼」の話と行きましょう。
暑い夏を元気に過ごすために欠かせないのが、ウナギの蒲焼!
洗脳されている「土用の丑の日にはウナギを食べよう」
スーパーに行くと「土用の丑の日」のちらしを見たり、ウナギが陳列されているのを見かけたりします。
そもそも「土用の丑の日」とはどういった日のことなのか、
その由来から、ウナギの蒲焼について解説しましょう。
「土用」とは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことをさします。
今年は1月26日、4月19日、5月1日、7月24日、8月5日、10月28日。
土用は18日間あるので、18日間の間に2回丑の日があることもあります。
今年は夏に二回あります。その場合は1回目を「一の丑」2回目を「二の丑」と呼んでいます。
その前に由来から・・・。
どうして土用の丑の日にウナギなのか由来は一番有名なのは、平賀源内です。
いろんな説がありますが・・・。
江戸時代の蘭学者・発明家の「平賀源内」が「土用の丑の日」をウナギの日にした元祖として言われています。
暑い夏に客足の少ないうなぎ屋から商売繁盛の妙案はないかと相談を持ち掛けられた平賀源内が「本日、土用丑の日」「暑い夏にはウナギの蒲焼」と店頭に掲げたところ、これが大当たりしてうなぎ屋は、大繁盛したそうです。
それが定着しました。
「蒲焼」という名前の由来は、ウナギのぶつ切りを串に刺して焼く様子が、蒲(がま)の穂に似ているから『がま焼き』→『かば焼き』に転じたというのが定説です。
開いて串に刺すと、蒲の穂といったイメージではなくなりますが、『ウナギの蒲焼』という呼び方はそのまま定着しました。
次に開き方。
関東は背開き。関西は腹開きです。
切腹をイメージさせる腹開きは武士たちに嫌われた。という説をよく聞きます。
しかし冷静に考えると他の魚は腹開きです。
ウナギだけ背開きっていうのも変な話です。
そうなんです。
関西の腹開き、関東の背開き、この違いはズバリ、「蒲焼の製法の違い」によるものです。
※詳しくは調べてね。
どうして刺身では食べれないのか。
血液とウナギ独特のヌルヌルした体液に毒があるからです。
どうして山椒をかけるのか
意見が分かれますが、
ウナギの産地、柳川の有名店には置いてありませんでした。
そこで私は聞きました。
「山椒は臭みを取るため・・・。」だそうです。
山椒は、毒消しの為だったという説もあります。
これぐらい知っておけば24日の土用のウナギの日に蘊蓄(うんちく)たれますね。
しかし、日本人はウナギに洗脳されて幸せな人種ですね。
この文化は日本だけですよ。
最後に問題です。
ウナギの蒲焼は和食でしょうか?洋食でしょうか?
答えは「ようしょく」でした。
ウナギは養殖(ようしょく)です。
暑い夏が始まりました。
夏バテしないよう、熱中症にならないよう、
ウナギ食べて頑張りましょう!