8月11日 金曜日 祝日 山の日 晴れ暑い

台風6号は大したことなかったけど(北部九州)

次の7号はお盆の帰省ラッシュとぶつかり大変ですね。(関西方面)

 

15日(火)・16日(水)頃にかけて、強い勢力で東日本や西日本にかなり接近するおそれがあります。東日本や西日本では、14日(月)頃から大荒れや荒れた天気となるおそれがあります。【気象庁】

台風画像

 

[親戚(東京)のお墓掃除してきました。遠方なのでお手伝いです]

綺麗になりました。
 

明日からお盆の準備で大変でしょうが

これだけは知っておきましょう。

 

※お盆の蘊蓄(うんちく)です。

 

お盆の行事は、旧暦七月十五日を中心とする、もともとは祖霊(それい)をおまつりする日本古来の神道の行事なのです。

 

仏教の行事とは違うのです。

 

現在では新暦の八月十五日に行ういますが、各家庭のご先祖さまが「精霊(しょうりょう)」としてお迎えします。

 

手厚くもてなすために、盆棚(ぼんだな)を飾り、提灯(ちょうちん)を灯(とも)し、門口に迎え火を焚(た)き、花や手料理を供えて、家族皆でご先祖さまをお慰(なぐさ)めます。

 

盆踊りも精霊をお慰めする行事の一つなのです。

盆踊りのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

ところが、仏教を布教(ふきょう)するため、日本古来の七月の祖霊祭(それいさい)に、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を結びつけたために、現在では仏事であるかのように思われているのです。

神主さんもお盆の期間中は盆祭といって、坊さんと同じように氏子(宗派が神道)の家にお祭り廻ります。


きわめて古い時代の日本では、旧暦の一月十五日と七月十五日ごろの満月を中心として、年に二回、神さまのご来臨(らいりん)を願い、祖霊(それい)の祭りを行っていました。

 

私たちは、たいそうにぎやかな時、あるいは楽しい時には「盆と正月がいっぺんに来たようだ」などと表現しますが、実は「お正月」は、祖先神(そせんしん)や歳神(としがみ)さまといった「神々」をお迎えして行う「お祭り」であり、一方「お盆」は、祖先神までには昂(たかま)っていない「精霊(しょうりょう)」をお迎えして行う「お祭り」なのです。

 

 

ともに、感謝と祈りを捧げるための対(つい)をなすお祭りです。

 

それゆえに、お盆の行事とお正月の行事は、ほとんど共通する要素からなっています。

 

お盆と正月は同じ日本古来の神道の行事だったんです。

 

お盆はご先祖様と一緒に過ごしましょう(親戚の集まりで飲み過ぎないように・・・。)

 

【参考資料 神社ものしり辞典】より抜粋