7月28日 金曜日 晴れ
連日の暑さと飲み会続きでバテぎみ。
今日も会議?(飲み会)です。
昨日は太宰府でタウンちゃん(韓国の大学の先生)を囲む会で焼き鳥で一杯(いっぱ~い)。
帰ってきたら
福島県の知り合いから桃が送って来てました。(毎年です)
ありがとうございます。
福島県は桃の名産地です。知ってましたか?
品種は「あかつき」です。
ジューシーでおいしい!大玉で、果肉には適度な弾力があり、福島県の人は完熟する前(程よく硬い)に食べるそうです。
因みに都道府県別では1位が山梨県(やまなしけん)(シェア31%)、2位が福島県(23%)、3位が長野県(10%)となっており、この3県で全国の約6割(わり)をしめているそうです。
前回のスイカに続き、今回は桃のお話ですね。
桃の蘊蓄(うんちく)を・・・。
まずは漢字から
桃は「木」+「兆」の合わせ文字。
大地を覆う「木」と
「兆」は占いの時に使う亀の甲羅の割れ目。
ここでは、二つに綺麗に割れる木の実、桃を意味しています。
中国で桃といえば、不老長寿・幸運の果実として大切にされています。
これには、女仙「西王母(せいおうぼ)」が関係しています。
西王母は不老長寿を司る女神で、桃園を管理しています。
不思議な力を持つ仙桃(せんとう)が、三千年に1度だけ実ると言われています。
この伝承から、「三千年(みちとせ)の桃」という言葉が誕生しました。
「三千年の桃=非常に珍しくてめでたいもの」という例えになっています。
不老不死に憧れる孫悟空が、西王母の桃園で実を食い荒らしたと言う話もあります。
「桃源郷(とうげんきょう)」と言う言葉聞いたことあると思いますが、「理想郷」という意味として使われていますね。
では日本では・・・。
日本では、『古事記』に「桃」が登場します!
イザナギの神が、死者の世界である黄泉(よみ)の国から脱出する際、追ってくる魔物に3つの桃を投げつけたました。
すると魔物は、しっぽを巻いて逃げ帰ったのです。
ここから「桃」は「邪鬼を払う」となったのです。
正月の破魔矢の矢は
本当は桃の木で出来ているのが正解です。(皆さん知らないことに)
そして魔物を追い払った桃の実は「オオカムヅミ」と神名が授けられました。
とくに桃太郎で有名なのが愛知県の桃太郎神社のご祭神。(私はまだ行ったこと無い)
鳥居には、「桃形鳥居をくぐれば 悪は去る(サル)、病は居ぬ(イヌ)、災は来じ(キジ)」との言葉が書いてあるそうです。
おもしろい!やるね!こればパクろう。
桃太郎の話の逸話もたくさんあります。
(桃を食べたおじいさんとおばあさんに子供が出来て、恥ずかしいので川から流れてきたと言う話・・・。とか。)
面白い話はたくさんあります。あとは調べてね。
夏はやっぱりスイカにモモだね。