奈緒さんと木梨憲武さんのドラマ

春になったら を観ている。


病床の父に手紙を書くシーン。

ひとつ思い出したことがあって、


父が腹水と胸水のコントロールのため

入院していたときに

落ち込む父に励ましの手紙を書こうと思ってたら


その日に主治医から余命宣告を受けた。

ここでいう余命宣告は

もう本当に末期の、本当の余命宣告だった。


早くて一月、長くて三ヶ月。

(ちなみにこの日から一月で旅立った)




いま手紙書いたら

感謝の手紙みたいなの書いたら

なんかお別れ前の手紙みたいになる

そんなふうにパパだって感じちゃう、。



って思って

結局書けなかった。

父以外の家族写真を

(姪っ子のお宮参りに

 父が撮影してくれたもの)

写真立てに入れて、

余白スペースに

「すぐ帰れるよ、待ってるよ」

って書いて、それを渡した。


後にそれは

お空でも寂しくないように棺に入れました。



もっと早く手紙書けば良かった。

メモ書きに近いメッセージとかは

しょっちゅうあげていたけど

手紙は なかなかなかったな

一回、渡した記憶もあるけど。。




手紙を書くと
いつもそれを受け取ったよ
って写真送ってくれてたな。。