みなさま、こんばんは~
西暦2023年8月4日(金)、深夜10時30分過ぎからの、ブログアップです~
連日の酷暑、もう、ダース塩ジー、ジッチャンには耐えられない暑さでございますね。。。
そして、ジジイの暑さ対策、その一つの選択肢は、地元近鉄四日市駅近くににある、109シネマズ四日市にもぐりこむことでございました。
涼しい昼間の映画館で、酷暑を忘れて熱くなったのは、
『キングダム運命の炎』
今年の冬から、ヨーダレオちゃん二世家の近くにある天然温泉が楽しめる昔ながらの健康ランド、天然温泉かけ流し『ゆうゆう会館』の図書室で、漫画『キングダム』1巻から67巻まで置かれているのを見て読み始めました。
この年に至るまで、真のジッチャンになるまでの秦の始皇帝に対する歴史観は、
紀元前3世紀、中国最初の全国統一を成し遂げた秦の始皇帝。司馬遷の「史記」を通じて彼の存在を知るということであったのかなと考えます。
高校時代に世界史の授業で学んだ始皇帝の業績、、、
善政・悪行・悪政(?)
郡県制の実施、度量衡・貨幣の統一、 焚書坑儒による思想統一、万里の長城の修築、 阿房宮・陵墓の造営などの事績。
万里の長城を築き、今も兵馬俑に守られ眠る、始皇帝の実像とはどうようなものであったのか・・・
今年、始皇帝の地、中華ではなく極東の島国、日本の漫画家・原 泰久氏の作品から、始皇帝を学ぶことになりました。
中国思想を考える(未来を開く伝統)の著者、金谷治氏の言葉を借りれば、
中国人はものごとを現実的に見、考える民族である。三千年の思想の歴史を通じて培われたかれらの考え方は、中国人に特有な思考形式として今日に伝わる。それは老荘の現実関心や儒仏道教の現実尊重の思考に根ざす現実合理主義であり、また両面思考、中庸、死生一如、天人合一などの思想である。
等と解説されています。
21世紀、この島国の風土は、未だボトムアップ式。
組織面から純粋な日本企業を考察すると、その人材開発、人材育成戦略は、あくまでも平等主義(egalitarian)思想に基づき運用されているようです。
この国の漫画作家が描く、組織から展開する司馬遷「史記」のストーリーは、不確実性の時代、回答を求められない時代、その課題の多くに解決策すらない21世紀の時代において、
顧みる紀元前240年~220年頃の時代、置かれている状況は刻々と変化し、外的環境は絶えず変化し続けるそのような世に強いリーダーシップを発揮した多彩な人物像を描き出すことで、21世紀のこの時代に、「史記」のストーリーを蘇生させたような感を抱いてしまうものでした。
苦しくとも、末端のチームというグループの人の多様性を生かし、チームとともに様々な視点、異なる視点や考え方を尊重し、直面する危機、課題に最適な打開策を導いていこうとするリーダー像が垣間見えます。
人類は、未だ、サイボーグ009にはなれないし、ターミネーターの世界もまだ遠いのかもしれないけれど、しばし、AIに席巻される時代到来前に、人類という生命体が存在した証として、漫画の世界の実写版に熱中し、入り込んでしまうシニア世代の自分に呆れ返りつつ、鉄腕アトム到来の時代を賛美していきたいと考えています。
みなさま、
おやすみなさいませ~~~