作品【技】書道作品のきれいな書き方のポイント | 書道家さおりの些細な日常ブログ

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さおり書道会代表 書道家さおりの些細な日常ブログです。
よろしければ、読んでいただけたら嬉しいです^^

•作品【技】書道作品のきれいな書き方のポイント


こんにちは。
あなたのクセ字、直します!!
書道師範の書道家さおりです。


先日、栃木県庁にてお渡ししました、こちらの作品。




本日は作品のきれいな魅せ方のポイントについてです!


今回は「漢字一文字」の作品です。
1枚の紙のなかに「何文字」も書く方が難しそう。というイメージがありますよね?


でも、実は書道的には「一文字作品」や、かつ「画数の少ない一文字」の方が上手くおさめるのが、難しい。と言われています。


「白いスペース」が増えるぶん、その活かし方を考える必要があるからでしょう。


今回の作品で、意識したのは。


•線のメリハリ(太い、細いを入れる)
•墨の濃さ(濃すぎず、薄すぎず)



心を込めて、すずりと固形墨ですります。


漢字は「トロトロするくらいの濃い墨」が理想。と言われています。


確かに薄い墨よりも「濃い黒」の方がかっこよくも見えます。


ですが、今回は、少しジワっとした「にじみ」も部分的に出したくて、トロトロのまでの濃さにはしません。


「手へん」にちょっとした「にじみ」を^^


そして、気をつけるのがひとつ↓





こちら、左は「手へん」ですが、右は「木へん」です。


似ているので、お気をつけください^^


美文字を書いて本来お持ちの信頼度などを上げてみたい方。
気になる方はどうぞ^^↓



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