瀬をはやみ 岩にせかるる瀧川の
われても末に あはむとぞ思ふ(百人一首)

(表装 白沢表装さん)
川の瀬の流れが、岩にせき止められ2つに分かれる。でも、また1つになるように、あの人と今は分かれてもいつかまた再会しようと思っている。
遠くで応援してくれている
大切な方に届けたくて、この歌を選びました。
実はこちらの綺麗な紙は
学生時代にその方からいただいたもの。
そんな昔からずっと応援してくれていて、
いつも私の作品を楽しみに見てくださっていました。
遠くに逝かれた今、その方のご家族も応援してくださり、私は幸せ者。といつも思います。
恥じぬよう、明日からまた私の書道を続けていきます。
書道家さおり