日帰りでサッカラに行きます。カイロから20kmほど南にあります。


直通のバスがあるような情報もありましたが見つからず。カイロ→ギザのピラミッド→アブーシール→サッカラという順で、バスを3本も乗り継いで行きました。アブーシールを経由することで遺跡の近くで降りられると聞きましたが特にそんなことはなく、バスを降りてからも30分近く歩きました。

サッカラは現在進行形で発掘作業が進められている現場です。有名なのは階段ピラミッド。古王国の第3王朝時代に作られたもので、エジプト最古のピラミッドです。


ようやっと到着しました。宿から2時間半以上かかりました。タクシーをチャーターして行くのが一般的のようですが、貧乏旅行者として使いたくありません。



チケットを買って遺跡内に入ると、広大なエリアにピラミッドや墓が点在しています。まさに発掘現場という感じ。



遺跡エリア内もとても広い。みんな車で回っています。一生懸命歩きます。



猫の墓と呼ばれる場所。無数の穴があいています。



柱が並ぶ神殿を通って、階段ピラミッドへ。ご対面です。




すごい!これがエジプト最古のピラミッドかあ。でかいですね。形はギザのピラミッドと全然違います。

階段ピラミッドというのは通称で、ジェセル王のピラミッドというのが正式です。
それまではレンガを使って四角くて平べったいマスタバと呼ばれる墓が作られていましたが、階段ピラミッドは石材を使い、マスタバを6段重ねて作られています。

中へ。地下から入って通路を少し歩いたら行き止まりでした。



更に地下深く掘られた場所に玄室があります。このピラミッドは地下がメインなんですね。




外に出て周りを一周。一つ一つの石はあまり大きくないようです。



周辺には祭壇や住居の跡がありました。ピラミッドの前は広場になっていて、様々な儀式が行われたようです。




南側にはウナス王のピラミッド。崩れかけです。中部にはピラミッドテキストと呼ばれるヒエログリフがあるようですが、入れません。



北側に行ってテティ王のピラミッド。こちらも崩れています。



ここは中に入れます。綺麗な通路を進んでいくと部屋が。


ピラミッドテキスト!ここにもあるんですね。ヒエログリフが刻まれています。かっこいい。



当たり前ですが、王の名を記すカルトゥーシュには同じ文字が書かれています。テティって書いてあるんだろうな。


ウナス王もテティ王も第5王朝です。ジェセルは第3、ギザのピラミッドは第4です。



近くにはピラミッドではない墓が。マスタバです。



壁画がとても綺麗に残っています。古代エジプトだなあ。遊戯王の世界だなあ。かっこいいなあ。


日常生活の壁画はどこかアンコールの遺跡を彷彿とさせました。こういう描き方は共通ですね。



途中から発掘チームの人がガイドしてくれました。私がメモを書いていると、考古学を学んでいる学生と思われたようで、ヒエログリフの意味などを熱心に教えてくれました。「自分を信じろ、自分らしくあれ」みたいなことが書いてあるようです。

最後に「チップくれてもいいんやで?」と言われましたが、テキトーにスルーしました。


併設されている博物館へ。イムホテプ博物館。石材でピラミッドを作ることでエジプト建築を大きく変えた天才建築家の名前が付けられています。

サッカラから出土したものがたくさん置いてありました。


階段ピラミッドの近くから出土した青タイルの壁。美しいです。




人形はすべて左足を前にしてあります。これは神やファラオに心臓を差し出すという意味だとか。遊戯王で得た知識です。





夕方近くなったため帰ります。時間があればメンフィス博物館というところに行くつもりでしたが、明日にします。

遺跡からサッカラ村へ30分かけて歩き、3本のバスとメトロを乗り継いで戻りました。



夜中、太郎が日本の女の子2人を連れてきて、ほんの少しだけ会いました。すぐに2人は空港へ。太郎も送っていくために出ていきました。今日一日どうだったのか聞けなかったけど、楽しそうに見えたしうまくいったのかな。ハーン・ハリーリにお土産を買いにいったみたいで、太郎が私にも素敵なキーホルダーをくれました。アヌビスの裏に「OHNO」と名前が掘られていて、感激です。