雨に打たれて疲れたこともあり、午前中は全力で二度寝しました。だいぶ回復したかな。

昼から行動開始です。


モーセ・ヨシュア・シナゴーグ。いい名前!


ユダヤ教の教会のことをシナゴーグといいます。キリスト教会とは違い、中はがらんどう、人が祈るためだけの場所であることが多いです。偶像崇拝禁止だからね。こういうところはとても好きです。シナゴーグを管理するユダヤ人はかなり少なくなっているようです。


しかし、工事中で入れませんでした。どこにも入れないな!なんなんだ!





シュエダゴォン・パヤーに行きました。ヤンゴンのメインイベントです。


ミャンマー最大の聖地です。遠くからでも見えます。



仏塔の起源は紀元前6世紀、インドでブッダと出会った商人が聖髪をもらい受け、ここに奉納したということです。現在の仏塔は15世紀に作られました。ものすごい歴史がありますね。

しかし、自分の髪をあげるってどうなんですかね。これは聖なるものですよって。のちの時代の人が騒ぐならまだしも。まあ気にしないでおきましょう。


中に入ります。ホールになっていて、店が並んでいました。




セキュリティチェックを受け、階段を上がると到着。でかい!すごい!



全面に金箔が貼られています。塔の頂上には何千個ものダイヤモンドやルビーなどがはめられているようです。



周りにも小さな仏塔が無数にあります。

それぞれの仏塔に鈴がたくさんついており、常に風でカラカラと音をたてています。素晴らしい雰囲気。


境内はとても広く、仏塔以外にも様々な像など、多くの見所があります。
ヒンドゥー様式の塔やブラフマーも。仏教とヒンドゥー教は一体化していますね。







土着信仰のナッ神です。




ここにいる現地の人々は、熱心に祈る人、写真を撮る人、おしゃべりする人、座ってご飯を食べる人、昼寝している人など様々です。
スーレーパヤーは祈っている人しかいなかったですが、ここは違うみたいです。思い思いに時間を過ごしていて、居心地がいいですね。

外国人観光客の姿もわずかにありました。少しホッとします。


常に雨が降り、たまーに晴れ間が出る雨季のヤンゴンにおいて、私が訪れている時間は晴れていました。これは幸運なことでしょう。
しかし、境内は白いタイル張りになっていて、照り返しがめちゃくちゃ眩しい。明るい所にしばらくいると、目がやられそうです。いらないだろうとサングラスも宿に置いてきました。

もっとじっくり見たかったんですが、目がきついので退出することに。現地の人はみんな平気そうですね。


帰りは入り口と反対側から。エレベーターがついています。すごいね。



歩いていると、車が水たまりを通過、水しぶきが直撃しました。3日連続のずぶ濡れ。道が滑るから下を向いて歩いていたらこのざま。つらいです。もうこの国嫌いです。


ショッピングモールをのぞきました。めちゃくちゃ綺麗!すぐそばの市場からは想像できないくらいで、正直びっくりです。



日本企業もたくさんありました。すごいですね。スーパーも入っていたので、ビールなどを仕入れ、宿で飲みました。



ヴィエンチャンのオンボロショッピングモールとはえらい違いです。



道を歩いていて実感するのは、歩行者に対して常に車が優先されるということです。他のアジアでも車が横断歩道で止まらないのは当たり前ですが、ヤンゴンでは人が歩いていても一切減速しません。他の国は車も歩行者もぶつからないように呼吸を合わせますが、ここでは歩行者は必死に車を避けつつ歩かなくてはいけません。十分に注意しないとマジで轢かれそうです。
他の東南アジア諸国は程度の差こそあれ似たようなものでしたが、ミャンマーだけは全然違う。文化の違い、興味深いですね!