本日はカンチャナブリー市内の街歩きです。
午前中は高校野球西東京大会決勝戦。日大三と早実。これは見るしかない。ナイスゲームでした。
まずは駅前にある連合国軍共同墓地に行きました。
とても綺麗に整備されていました。一部を除き、ほとんどの墓石には名前や年齢などが記載されています。
その隣には中国人墓地もありました。
墓自体はとても立派ですが、ほとんど手入れがされていません。ゴミも散乱しています。管理する人はいないんでしょうか。
JEATH戦争博物館に行きました。
Japan,England,Australia/America,Thailand,Hollandの頭文字です。DEATHに近い文字並びにしています。
「世界人類が平和でありますように」の札もありました。よく日本で見るやつです。これは白光真宏会という新宗教が作った運動です。世界中に建てられているみたいですね。
博物館は竹造りの小屋で、捕虜収容所の住居を再現しています。
中は当時の写真や絵などが展示されていました。痛ましい写真もたくさんありました。
そのほか、当時使われた道具などの展示もありました。
隣に立派で新しい寺院がありましたが、そんな気分ではないのでチラ見だけしました。
しばらく川沿いを歩いていると、不思議な建物が。新宗教っぽい匂いがします。
特徴的な建物、並んでいる現代アートっぽい石たち。
がらんとしていて、勝手に入れました。展示室のようです。
調べたんですが、かなり位の高い僧をたたえる、あるいは祀っている場所のようです。
ただ、どうやら新宗教ではなく主要仏教の僧みたいです。
独自の宇宙と繋がっている感じを表現してそうな建物だと思ったんですけどね。残念。
たくさん歩いて、クウェー川鉄橋に来ました。前日は列車で通過しました。
物資の輸送において非常に重要な橋だったため、たびたび連合国軍による爆撃にさらされました。
橋の中央部分、台形になっているところは戦後に修復したものです。端のアーチ部分は戦時中に作られたものです。
ここも線路を歩くことができます。とにかく人が多いです。
戦後の修復も、日本による賠償で行われました。修復を担当した横河橋梁という企業の名前が書かれていました。
列車が通る際は、設置されている退避スペースに入ります。これはスレスレで楽しいです。
すぐそばに、日本軍による慰霊塔がありました。
戦後のものではなく、昭和19年、戦時中に作られたものです。「日本軍鉄道隊」と書かれています。戦後に作られたものとは意味あいが違うような気がします。なんと言ったらいいか。当時から多くの人が亡くなったことをしっかり認識していたわけですね。
第二次世界大戦博物館というものもありました。どうやら富豪の個人がやっているらしく、アートギャラリーがメインとのこと。それなら入らなくていいでしょう。
夕食を食べたあと、夜にビールを2本、コンビニや夜市で買ってきたスイーツをいただきました。当方誕生日なんでね、豪遊です。
29歳になりました。もっとたくさん、行ったことのない場所、見たことないの景色を全力で味わう1年にしたいです。