前夜、宿のバーで旅行者の方々と仲良くなりました。
ドイツ人の男性としゃべっていると歳をきかれ、「今月29になる」と答えるとビールを奢ってくれました。ハッピーバースデー!って。とても嬉しいですね。今月はこれが使えるのか。
ドイツの方は「ヤバいもの集め」が趣味で、マジックマッシュルームを採取しにアンコールワット付近の山に行くんだそうです。食べるとどんな感じになるか詳しく教えてくれました。ヤバくて刺激的で面白いですね。
南アフリカの男性とフランスの女性も混じり、ビールを飲みながらトランプをやりました。トランプ版UNOと大富豪。知らない変則的なルールもありましたが、4回やって全勝ちしました。私にも世界に通用するものがありましたね。「世界に勝つ」ってやつです。
翌朝、プノンペンからホーチミンにバス移動です。国際バス。今回は宿よりネットの方が安かったので、ネットでチケットをとりました。
バスはボロいですが空いていて、快適に乗れました。出入国もほぼ問題なし。
定刻より少し早まり、6時間半でホーチミンに到着しました。今回はスムーズでよかったです。
宿に荷物を置き、街歩きです。ホーチミンは10年ぶりです。以前はサイゴンと呼ばれていた街ですが、ベトナム戦争後、革命家で精神的支柱であるホーチミンの名前に変わりました。
ベトナムは長らくフランスの植民地となっていたので、フランス統治時代の建物が残っています。
まずは中央郵便局へ。
現役の郵便局ですが、19世紀末に建てられたものです。装飾も細かい。
中はホーチミンの肖像画が存在感を放っています。土産物屋も併設されています。
雨が降ってきたので、しばらくここで雨宿りです。観光客の皆さんも雨宿り。おかげで土産物屋も賑わっていました。
少し弱くなったので歩きます。郵便局の正面にはサイゴン大教会。
尖塔が美しかった記憶がありますが、残念ながら改修中でした。
正面のマリア像は見られました。
人民委員会庁舎へ。いわゆるホーチミン市庁舎です。
とてもかっこいいですね。20世紀初頭に建てられたフランスコロニアル様式です。
正面にはやはりホーチミン像がありました。
街中は本当に大都会です。
夜は名物のフォーを食べましたが、足りなかったのでコンビニでカップ麺です。
ベトナムのコンビニはみんなカード決済OKです。セブン、サークルK、ファミマなど。
カンボジアは不可、タイは店にもよりますが、セブンイレブンは200バーツ(800円ちょい)以上なら可という状況。ベトナムを見習っていただきたい。
イートインで食べていたら、7、8歳くらいの子どもに「腹減ったからなんか食べるもの買ってくれ」と言われました。多分店長の子です。店の人に怒られるから私にこっそり頼んでるらしい。
すまんな。教育上良くないからダメということにさせてくれ。しかし、人見知りもしないで大したもんです。言葉はまったく通じませんが、なんとなくわちゃわちゃと戯れて、バイバイしました。