市内の街歩きです。まずは独立記念塔へ。



カンボジアは1953年、フランスの植民地支配から独立を果たしました。
これを記念して、1958年に独立記念塔が建てられました。
いかにもクメール様式って感じでいいですね。ナーガがたくさんいます。


ワット・プノンに行きました。14世紀創建の、歴史ある寺院です。



この寺院が創建されたのは、ペン夫人という方が川で仏像を見つけ、近くの丘に安置したことが始まりと言われています。丘はプノンというので、ワット・プノンです。
そこから、ペン夫人の丘ということで、ここらがプノン・ペンと呼ばれるようになったとのことです。都市名の由来になった寺院ですね。


外国人1ドル、カンボジア人無料なので、地元の人々の憩いの場になっていました。緑が多く、落ち着ける空間です。

本堂に安置されている黄金仏は威厳があります。



壁と天井一面にブッダの一生が描かれています。なかなか鮮やかです。ヴァチカンのシスティナ礼拝堂を思い出しました。



仏塔は白く、美しいです。獅子の像がたくさんあります。



都市名の由来に相応しくなかなか尊厳のある寺院ですが、それと同時に開かれていて、市民との距離が近い場所でもありました。とてもバランスが良く素敵だと思いました。



セントラルマーケットへ。



フランス統治時代に作られ、大幅改修により現在の形になりました。
近代的なつくりで中央部はおしゃれですが、周辺は市場特有のゴミゴミ感もありました。二つの異なった雰囲気を持っている市場で、面白いです。




市内を流れるトンレ・サップ川です。雄大ですが、めちゃくちゃ濁っています。



王宮と、隣接するシルバーパゴダへ行きました。



王宮は現役で、現在も国王が居住し、執務を行なっています。庭が開放されていて、外から外観を見ることができます。
豪華な即位殿。



とても良く整備されています。さすが王宮という綺麗さですね。


国王の執務室です。



王宮は1919年、フランス統治時代にフランス人建築家によって再建されたものです。
ナポレオン3世の館というものもあり、ナポレオン3世の妻からの贈り物としてフランスから移築されたものだそうです。





隣接するシルバーパゴダ。正式には「ウォアット・プレアハ・カエウ・モロコット」
重要な仏教行事の際に使われるものです。

一見シルバーではないですが、内部のカーペットの下には銀タイルがたくさん敷き詰められており、一般的にシルバーパゴダと呼ばれています。


内部にエメラルド仏があり、これが中心の寺院です。

大きな仏足や、寺院を囲む壁にはラーマーヤナの一大絵巻がありました。




他にも「〜に捧げる仏塔」「〜の騎馬像」など色々ありますが、まあ別にって感じです。
正直、綺麗な場所だなーというだけの感想です。あんまり面白くなかった。

扉はなかなかおしゃれでした。




この日はなんだかずっと目眩がします。疲れてるのかな。早めに宿に戻り、ゆっくりすることにしました。




そういえば、カンボジアの食堂や屋台はあったかいほうじ茶みたいなやかんが置いてあるところが多いです。
コップに氷を入れ、お茶を入れて冷たくして飲むんですが、とても美味しい!これは気に入りました。