ついにカンボジアに入国です。

カンボジアはビザが必要です。アライバルビザでも大丈夫なんですが、陸路での入国の場合、アライバルビザはトラブルがどうのこうの、とネットや「歩き方」に書いてあったので、事前にe-visaを取りました。システム利用料で少し高いですが、スムーズに行くほうがいいでしょう。

徒歩での国境越えです。タイ側の出国はめちゃくちゃスムーズ。




カンボジアe-visaは事前に2枚印刷しておいてくださいという案内でしたが、印刷しなくても大丈夫!というどなたかのブログを信じ、印刷せずにトライ。

イミグレーションに行くと「印刷してないの?2枚だから2ドルね」と。くっそー。係員にもよるんでしょうね。
結果、なぜか1ドルで2枚印刷してくれました。
カンボジアは一般的にUSドルが使えるので便利ですね。手持ちがあるので両替せずに払えました。

国境の街、ポイペトに到着です。まずはひと安心ですが、ここからです。目的地はシェムリアップ。

事前に調べたところ、最安のバスは5ドルくらいだが、早朝の便しかない。乗合タクシーは10ドルくらい?だが人が集まらないと出ない。公式のバスを調べると14ドルくらい。

というわけで、いざ交渉です。
タクシー100ドルだよ!なんて輩を無視して、色々当たりました。
バスはやはり本数がなさそう。乗合タクシーはすぐ出られそうだが、15ドルとのこと。うだうだ話して、12ドルになったので、妥結しました。まあ許容範囲でしょう。


同乗者は私含め、大人4人に赤ちゃん1人。2時間半くらい走って、無事シェムリアップに到着しました。



宿に荷物を置き、早速出かけます。



シェムリアップは、言わずと知れたアンコール遺跡群観光の拠点となる街です。
9世紀から15世紀に存在した、クメール人による王国であるアンコール朝の都です。代表的な遺跡はアンコール=ワットとアンコール=トムですね。

遺跡は街中からかなり離れているので、初日は行きません。街中にあるアンコール国立博物館に行きました。




アンコール遺跡周辺で発掘された数多くの出土品が展示されています。解説も細かく、面白いです。


アンコール遺跡はヒンドゥー教と仏教が混在したものです。ヒンドゥーではビシュヌ神像やガルーダ像など、仏教では観音菩薩像などがたくさんありました。いいですねえ。
基本的には撮影禁止なので、廊下にあるものしか撮れません。




見ている間に外は土砂降りになりました。6月は雨季の始まりで、まだ本格的ではないらしいですが、夕方は降ります。
18時閉館まで雨宿りしましたが、止まなそうなので帰りました。傘さして歩きです。



宿の目の前が大変なことになっていました。冠水して川のよう。


靴はゴアテックスという防水素材で、降られる分には大丈夫だったんですが、冠水している道路に足を突っ込まざるをえなかったので、どうにもなりませんでした。くるぶしまで水に浸かり、最悪です。中も外もビッショビショ。


それでも夜ご飯を食べねばならんので、サンダルに履き替えて出かけました。
通りは賑わっていて、ご飯には困らなそうでよかった。パブストリートという飲み屋通りは大繁盛のようです。



歩いていると、怪しい男にマリファナを勧められました。そうそう、そうこなくっちゃ!
変な輩に変なものを勧められてこそ、アジアの旅ですよね。そういえば今まであんまりなかったな。
もちろんやりませんが、カオスさを感じられて嬉しかったです。

値段くらい聞けばよかったなあ。