電車でプトラジャヤに行きます。片道1時間くらいです。

プトラジャヤはマレーシアの行政上の首都です。クアラルンプールの過密化を避けるため、政府により1995年から開発された計画都市です。国会などはクアラルンプールにありますが、多くの行政機関はプトラジャヤ移転され、住民のほとんどは行政職員とその家族です。

自然を多く残し、近代的なビルと木々、湖などが調和した都市になっています。
見どころは首相官邸などの行政機関と、特徴のあるモスク2つです。
駅から遠いですが、頑張って歩きます。

まずは首相官邸!駅から徒歩45分。


緑色の屋根が特徴的なムガル様式です。かっこいいですね。もちろん入れません。


隣にあるプトラ・モスク。通称ピンクモスク。



これがプトラジャヤ1番のシンボルです。見事なピンク色です。1999年完成。
しつこい色でないのは、塗料を塗っているわけではなく、ピンク色の花崗岩を使っているからなんだそう。
人工的なベタベタ感がなく、とても美しいです。


内部もピンクで統一されていて、見ていて飽きません。






そこから歩いて20〜30分。大通りに様々な省庁や、ドーム付きの連邦裁判所が並んでいます。




連邦裁判所からすぐのところにあるのが、チュアンク・ミザン・ザイナル・アビディン・モスク。通称アイアンモスクです。





ピンクモスクより新しく、2009年完成です。敷地も2倍ほどなんだとか。
7割以上が鉄でできており、モスクとセットでお馴染みミナレット(尖塔)もありません。斬新なスタイルです。


もちろん中のお祈りスペースは信者以外立ち入り禁止ですが、ここはその仕切りがありません。
代わりにたくさんのスタッフが常駐しており、訪問者に丁寧に説明していました。



私もモスクに入ると、たくさんのスタッフの方に話しかけられました。
神とはこういう存在なんだよという話を聞き、それ以降は普通におしゃべり。みなさん日本語のフレーズをいくつも知っており、日本人が好きだと言ってくれます。フレンドリーすぎてお布施を要求されるのかと思ったものの、特にそんなこともなかったです。嬉しいですね。

また来てよ!今度は誰か連れてきてよ!って言ってくれました。


駅まで40分くらい歩いて、宿に戻りました。さすがに疲れましたね。
途中の橋もかっこいいです。





今日の出来事と全然関係ないですが、最近気づくとTHE HIGH-LOWSの「日曜日よりの使者」を口ずさんでいます。
改めて歌詞をちゃんと見ると、とても明るく元気が出る曲で、自由気ままな感じがいいですね。毎日が日曜日の私にぴったりじゃないかと。

そんなわけで、勝手に「日曜日よりの使者」をこの旅のテーマソングということにしました。
今後も、自分自身をどこか遠く連れてってあげたいですね。