北緯38度線近くのDMZ(非武装地帯)へ。
ツアーでないといけない場所なので、申し込んで行きました。

最低観光人数が2名で、1名参加の場合は2人分料金を払い、2人以上いれば後から1名分返金というシステム。どんなもんだろうと思っていると、参加者は日本人だけで38名でした。日本語堪能な韓国人ガイドさんとのツアーでした。

まず行った臨津閣には、非常にたくさんの記念碑系のものがありました。これだけでもかなりの感動もの。


脱北者が故郷を偲ぶための望拝壇




2000年に行われた初の南北首脳会談を記念した平和の鐘




戦時に輸送に使っており、長いこと非武装地帯に放置されていた機関車




トルーマン像




次に行った第三トンネルは、朝鮮戦争休戦後に北側が密かに掘っていたトンネルです。
掘る時は同時に地上で軍事訓練を行うので、掘っていることに気づかないそうです。
現在、第一から第四まで見つかっていますが、まだ他にあるかもしれません。
撮影禁止で、とにかく天井が低い。平均150cm。ガイドさん曰く北側は栄養失調で背が低いので、これで大丈夫なのだそう。
中には掘った際にできた無数のダイナマイト痕。


最後に、都羅山展望台からは、隣国がよく見えました。工業地帯や村、自動車や人も。








韓国の軍事施設は撮影できないが、北側はじゃんじゃん写真撮ってくださいとのことでした。
ガイドさんの説明もわかりやすく、素晴らしい体験でした。