以下の条件でポイントガードTOP15を選出しました。
・オールスター出場2回以下(未出場含む)
・NBAキャリア10年以上
・ドラフト1980年以上
よって、今回はマイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントなどのNBA75周年記念チームに選ばれた選手や、ジミー・バトラー、ミッチ・リッチモンドなどのオールスター常連選手、デビン・ブッカー、ドノバン・ミッチェルなどのキャリア10年以下の選手らは対象外となります。
非常に多岐に渡る選手から候補を選んだため、結果は皆さんと大きく違うと思います。あくまで『私が選んだ』ということなので、色々と違う点はご了承頂き、楽しんでください♪
あなたのランキングや意見なども、ぜひぜひ聞かせてくださいね☆彡
こちらもどうぞ⇒難問☆NBA歴代シューティングガードTOP10を選んでみた
では、今回惜しくもTOP15位に入らなかった選手をご紹介!
ルー・ウィリアムズ、ジェイソン・リチャードソン、ジャーマル・クロフォード、マイケル・レッド、CJ・マッカラム、マーカス・スマート、ザック・ラビーン、ダグ・クリスティ、ニック・アンダーソン、ダニー・グリーン
第15位 JJ.レディック
J.J. Redick's career-high 40 Pts leads the Clippers over the Rockets, 140-132. pic.twitter.com/2cBfLfMCqH
— SportsCenter (@SportsCenter) January 19, 2016
3P成功率1位×1
キャリ最高シーズン(31歳)
16.3pts、3P48%(2.7本成功)
2021年を最後に引退したピュアシューターであり、クリッパーズで才能が開花しました。オフボールでの動きが良く、チームプレーの中でしっかりと得点を量産できる選手でしたね。ちなみにレディックはレギュラーシーズン中にポッドキャストを担当する初のNBA選手となりました。
引退後はESPNの解説者としても活躍中です。
Retweet if you want J.J. Redick to bring rain to the 2015-16 NBA All-Star Game! #NBAVote https://t.co/1vUtW8HcwI
— LA Clippers (@LAClippers) December 10, 2015
第14位 ブレント・バリー
My man Brent Barry won the 96 dunk contest in warm ups #whitepeopleinvitedtothecookout pic.twitter.com/IukjZsG23v
— Marcus Fowler (@GarveyLeroi) February 29, 2016
優勝×2、3P成功率1位×1
キャリ最高シーズン(30歳)
5.4trb、5.3ast、1.8stl、14.4pts、FG51%、3P42%(2本成功)
クリッパーズ時代のスラムダンクコンテスト優勝のインパクトが強いですが、実はソニックスで高性能で効率的なシューターに生まれ変わりました。True Shootingでは65%を記録するなど本数は違えどステフィン・カリー級の効率を誇っていたシーズンまであります。優勝したいチームには欠かせない戦力として計算される選手であり、彼が37歳まで現役を続けられた理由でもあります。
引退後はNBA TVにて自身のコーナーを持ち、レギュラー出演するようになりました。また、実況アナウンサーなども経験しました。2018年からはスパーズの運営担当副社長となっています。
Brent Barry throws it down on Dennis Rodman! (1997)
— ThrowbackHoops (@ThrowbackHoops) May 18, 2020
(🎥: @LAClippers) pic.twitter.com/iGxHzD27Yx
第13位 カイル・コーバー
The Cavs have traded Kyle Korver to the Jazz, per @wojespn. pic.twitter.com/kWwjEP06sw
— NBA on TNT (@NBAonTNT) November 28, 2018
オールスター×1、3P成功率1位×4、FT成功率1位×1
キャリ最高シーズン(33歳)
4.1trb、12.1pts、FG49%、3P49%(2.9本成功)、FT90%
3人続けてシューターのご紹介となりました。17年のキャリアの中で3P成功率が40%を超えたのが12回という驚異的な選手です。3P成功数は2,450本で歴代5位となりました。怪我したウェイドに変わってオールスターに出場した際にも7本の3Pを決め21得点とMVP級の活躍を見せてくれましたね。
引退後、2022年からホークスの選手関連・育成ディレクターに就任、今年からはアシスタントGMとなっています。
Kyle Korver catches fire in the 2004 NBA Three-Point Contest! pic.twitter.com/TuLLqAkFnp
— ThrowbackHoops (@ThrowbackHoops) February 11, 2020
第12位 ジョン・スタークス
This Date in #Knicks History: "The Dunk" featuring John Starks http://t.co/G76mX0mdlV pic.twitter.com/MmOM924HjE
— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) May 25, 2014
オールスター×1、オールディフェンシブ×1、6th-man×1
キャリ最高シーズン(28歳)
5.9ast、1.6stl、19pts
90年代のニックスをパトリック・ユーイングと共に盛り上げた功労者であり、チームに愛された選手でした。気性が荒く、当時のニックスのスタイルにバッチリとフィットしました。どんな場面でも決して諦めない不屈の精神があるように見えます。有名なのは画像でもある通り、ジョーダンとグラントに浴びせたスラムダンク。今見ても無茶苦茶カッコいいし、NBAの歴史の中でも名シーンの一つとなりましたね。
引退後は数年ほど、他のバスケットボールリーグの監督を務めました。2005年からニックスのファン開発アドバイザーを務めています。現在は『ジョン・スタークスkia』という車のカスタマーサービスを行う会社を所有しています(経営者なのか分かりません)。
The year is 1993.
— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) May 25, 2021
John Starks. The Dunk. Enough said. pic.twitter.com/NbKDKwtx98
第11位 ジェリー・スタックハウス
Jerry Stackhouse loved playing with Ben Wallace #Pistons pic.twitter.com/TRgiaQzDgh
— Pistons Talk (@Pistons__Talk) December 21, 2022
オールスター×2
キャリ最高シーズン(26歳)
5.1ast、29.8pts、FT82%
全盛期にはアイソレーションオフェンスが得意なことで知られており、2000年代優勝前のピストンズを率いていたエースでした。コービーやアイバーソンのようにボールを多く持つシステムでは活躍はすれど、チームを勝たせることは難しかったです。それでも高い得点力で多くの人を魅了しました。現役選手でいうと若い頃のデマー・デローザンに似ているかと思います。30代以降は有能なシックスマンにシフトチェンジし、38歳まで長く活躍しました。
引退後はラプターズ、グリズリーズのアシスタントコーチを2シーズン務めた後、現在はテネシー州のヴァンダービルト大学にてヘッドコーチ5年目を迎えています。
Young Jerry Stackhouse‼️ pic.twitter.com/bfndJuOBUg
— SLAM Rewind (@SLAMRewind) April 19, 2019
第10位 ロン・ハーパー
Bulls Nation, let's all wish Ron Harper a very Happy 58th Birthday 🥳🎂 pic.twitter.com/H8A7IlS0oc
— Bulls Nation (@BullsNationCP) January 20, 2022
優勝×5
キャリ最高シーズン(23歳)
5trb、5.3ast、2.3stl、18.6pts、FG51%
初期に所属していたキャブスとクリッパーズ時代にはシーズン平均20得点近くを記録できるスコアラーでした。ブルズとレイカーズに移籍してからは合計5回の優勝、名脇役というイメージが強く、チームの為にプレーできるトップ・ロールプレイヤーへと変貌しました。
引退後、2005年に1年だけピストンズのアシスタントコーチを務めましたが、その後は目立った活動は無いように思います。ハーパーのTwitterを見ると、Dリーグの試合を見に行ったり、NBA定着を目指し中の息子、ロン・ハーパーjrを応援している様子がうかがえます。
Ron Harper throws it down! (1996)
— 90s NBA (@NBA90s) November 26, 2020
Bulls vs Pistons pic.twitter.com/BamVV5Eoru
第9位 ダニー・エインジ
☘️ Dennis Johnson
— NBA History France (@NBAHistoryFR) February 22, 2019
☘️ Danny Ainge
☘️ Kevin McHale
☘️ Larry Bird
☘️ Robert Parish
15ème titre des Celtics
🗓Saison 1983-1984 :
🥇Bilan (62-20)
🏆NBA Finals : Celtics (4-3) Lakers
16ème titre des Celtics
🗓Saison 1985-1986 :
🥇Bilan (67-15)
🏆NBA Finals : Celtics (4-2) Rockets pic.twitter.com/YmXnxTAJs2
優勝×2、オールスター×1
キャリ最高シーズン(28歳)
6.2ast、15.7pts、FG49%、3P42%(1.8本成功)
エインジの順位は非常に迷いました。オフェンスをクリエイトする能力は高水準ではない一方で、ボールを独占し、時にチームメイトと争論になることも多かったようです。しかし、セルティックスの歴史を語るうえでエインジは重要な選手であることは間違いなく、安定したシュート力とハッスルみなぎるディフェンス力が持ち味です。また、プレーオフに出続けプレーオフの総出場数194試合のエインジをこの位置としました。高校時代はバスケ以外にもフットボールと野球の3スポーツでAll-AMERICAに選出されている、スポーツエリートです。
引退後は1996年から4年間、サンズのヘッドコーチを務めました。2003年からはセルティックスで運営部門のエグゼクティブ、2021年からはジャズの運営部門CEOとなっています。2009年と2019年には心臓発作で倒れたと報道されました。
Danny Ainge off the bench scores 21 points against Latrell Sprewell during the 1993-94 season pic.twitter.com/eeJGNGeBko
— BBall Study Hall (@Bball_StudyHall) May 14, 2023
第8位 リッキー・ピアース
Buckets🏀
— Goat Jerseys (@GoatJerseys) January 8, 2020
Ricky Pierce 💦 #FearTheDeer pic.twitter.com/fzwQc6sxdr
オールスター×1、6th-man×2
キャリ最高シーズン(31歳)
20.5pts、FG49%、FT91%
NBAキャリアの7割をベンチから出場した選手です。30分未満の出場でベンチから20得点以上を叩き出せる、効率的なオフェンス能力を持っていました。ファールを獲得する技術が素晴らしく、バックス、ソニックスを中心に活躍しました。スモール・フォワードのデイル・エリスとは能力も似ているとされ、当時よく比較対象となっていたようですね。
引退後は独自でシュートスキル向上に役立つ仕組みを考え、自分の息子や子供たちに指導しました。これは後に『Accushot22』と呼ばれる製品としても販売されるようになり、ゲイリー・ペイトンやペニー・ハーダウェイといった選手が、この製品を支持しているようです。
In honor of Ricky Pierce's birthday today, we are throwing it back to Pierce dropping 38 against Michael Jordan and the Bulls on February 27, 1990. pic.twitter.com/NOcLW2lieN
— Milwaukee Bucks (@Bucks) August 19, 2021
第7位 アラン・ヒューストン
This man right here is family. We appreciate you, @ALLAN_HOUSTON and we wish you a Happy Birthday! #NewYorkForever pic.twitter.com/VAWEzKf8sV
— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) April 20, 2021
オールスター×2、FT成功率1位×1
キャリ最高シーズン(28歳)
19.7pts、FG48%、3P44%(1.3本成功)
シュートフォームが美しく、スリーポイントとミドルシュートで得点を重ねるスコアラーです。アメリカですとクレイ・トンプソンと良く比較されていますね。クレイのようにディフェンスでも大きな貢献ができる選手ではありませんでしたが、キャリア終盤以外では大きな怪我をすることなく、タフである点では勝っています。2001年に6年1億ドルという高額契約を結んだことでも周りを驚かせました。7人の子供がいることでも有名です。Good Guys in Sportsという賞を4年受賞されているなど、好感度の高い選手でもありました。
引退後はニックスで運営社長補佐として雇用され、 2010年にはアシスタントGMに昇進しました。
On this day in 1999, Allan Houston’s game-winner propels the @nyknicks to a 1st round series win over the Heat... the 2nd time in NBA History that an 8-seed defeated a 1-seed. #NBAVault pic.twitter.com/Ozc8gvex8D
— NBA History (@NBAHistory) May 16, 2020
後半へ続く~♪