以下の条件でポイントガードTOP15を選出しました。

 

・オールスター出場2回以下(未出場含む)

・NBAキャリア10年以上

・ドラフト1980年以上

 

よって、今回はマイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントなどのNBA75周年記念チームに選ばれた選手や、ジミー・バトラー、ミッチ・リッチモンドなどのオールスター常連選手、デビン・ブッカー、ドノバン・ミッチェルなどのキャリア10年以下の選手らは対象外となります。

 

非常に多岐に渡る選手から候補を選んだため、結果は皆さんと大きく違うと思います。あくまで『私が選んだ』ということなので、色々と違う点はご了承頂き、楽しんでください♪

 

あなたのランキングや意見なども、ぜひぜひ聞かせてくださいね☆彡

 

 

では、今回惜しくもTOP15位に入らなかった選手をご紹介!

ルー・ウィリアムズ、ジェイソン・リチャードソン、ジャーマル・クロフォード、マイケル・レッド、CJ・マッカラム、マーカス・スマート、ザック・ラビーン、ダグ・クリスティ、ニック・アンダーソン、ダニー・グリーン

 

 

第15位 JJ.レディック
 

 

3P成功率1位×1
キャリ最高シーズン(31歳)
16.3pts、3P48%(2.7本成功)

 

2021年を最後に引退したピュアシューターであり、クリッパーズで才能が開花しました。オフボールでの動きが良く、チームプレーの中でしっかりと得点を量産できる選手でしたね。ちなみにレディックはレギュラーシーズン中にポッドキャストを担当する初のNBA選手となりました。

 

引退後はESPNの解説者としても活躍中です。

 

 

 

第14位 ブレント・バリー

 

 

優勝×2、3P成功率1位×1
キャリ最高シーズン(30歳)
5.4trb、5.3ast、1.8stl、14.4pts、FG51%、3P42%(2本成功)

 

クリッパーズ時代のスラムダンクコンテスト優勝のインパクトが強いですが、実はソニックスで高性能で効率的なシューターに生まれ変わりました。True Shootingでは65%を記録するなど本数は違えどステフィン・カリー級の効率を誇っていたシーズンまであります。優勝したいチームには欠かせない戦力として計算される選手であり、彼が37歳まで現役を続けられた理由でもあります。

 

引退後はNBA TVにて自身のコーナーを持ち、レギュラー出演するようになりました。また、実況アナウンサーなども経験しました。2018年からはスパーズの運営担当副社長となっています。

 

 

 

第13位 カイル・コーバー

 

 

オールスター×1、3P成功率1位×4、FT成功率1位×1

キャリ最高シーズン(33歳)
4.1trb、12.1pts、FG49%、3P49%(2.9本成功)、FT90%

 

3人続けてシューターのご紹介となりました。17年のキャリアの中で3P成功率が40%を超えたのが12回という驚異的な選手です。3P成功数は2,450本で歴代5位となりました。怪我したウェイドに変わってオールスターに出場した際にも7本の3Pを決め21得点とMVP級の活躍を見せてくれましたね。

 

引退後、2022年からホークスの選手関連・育成ディレクターに就任、今年からはアシスタントGMとなっています。

 

 

 

第12位 ジョン・スタークス

 

 

オールスター×1、オールディフェンシブ×1、6th-man×1

キャリ最高シーズン(28歳)
5.9ast、1.6stl、19pts

 

90年代のニックスをパトリック・ユーイングと共に盛り上げた功労者であり、チームに愛された選手でした。気性が荒く、当時のニックスのスタイルにバッチリとフィットしました。どんな場面でも決して諦めない不屈の精神があるように見えます。有名なのは画像でもある通り、ジョーダンとグラントに浴びせたスラムダンク。今見ても無茶苦茶カッコいいし、NBAの歴史の中でも名シーンの一つとなりましたね。

 

引退後は数年ほど、他のバスケットボールリーグの監督を務めました。2005年からニックスのファン開発アドバイザーを務めています。現在は『ジョン・スタークスkia』という車のカスタマーサービスを行う会社を所有しています(経営者なのか分かりません)。

リンク⇒John Starks Kia

 

 

 

第11位 ジェリー・スタックハウス

 

 

オールスター×2

キャリ最高シーズン(26歳)
5.1ast、29.8pts、FT82%

 

全盛期にはアイソレーションオフェンスが得意なことで知られており、2000年代優勝前のピストンズを率いていたエースでした。コービーやアイバーソンのようにボールを多く持つシステムでは活躍はすれど、チームを勝たせることは難しかったです。それでも高い得点力で多くの人を魅了しました。現役選手でいうと若い頃のデマー・デローザンに似ているかと思います。30代以降は有能なシックスマンにシフトチェンジし、38歳まで長く活躍しました。

 

引退後はラプターズ、グリズリーズのアシスタントコーチを2シーズン務めた後、現在はテネシー州のヴァンダービルト大学にてヘッドコーチ5年目を迎えています。

 

 

 

第10位 ロン・ハーパー

 

 

優勝×5

キャリ最高シーズン(23歳)
5trb、5.3ast、2.3stl、18.6pts、FG51%

 

初期に所属していたキャブスとクリッパーズ時代にはシーズン平均20得点近くを記録できるスコアラーでした。ブルズとレイカーズに移籍してからは合計5回の優勝、名脇役というイメージが強く、チームの為にプレーできるトップ・ロールプレイヤーへと変貌しました。

 

引退後、2005年に1年だけピストンズのアシスタントコーチを務めましたが、その後は目立った活動は無いように思います。ハーパーのTwitterを見ると、Dリーグの試合を見に行ったり、NBA定着を目指し中の息子、ロン・ハーパーjrを応援している様子がうかがえます。

 

 

 

第9位 ダニー・エインジ

 

 

優勝×2、オールスター×1

キャリ最高シーズン(28歳)
6.2ast、15.7pts、FG49%、3P42%(1.8本成功)

 

エインジの順位は非常に迷いました。オフェンスをクリエイトする能力は高水準ではない一方で、ボールを独占し、時にチームメイトと争論になることも多かったようです。しかし、セルティックスの歴史を語るうえでエインジは重要な選手であることは間違いなく、安定したシュート力とハッスルみなぎるディフェンス力が持ち味です。また、プレーオフに出続けプレーオフの総出場数194試合のエインジをこの位置としました。高校時代はバスケ以外にもフットボールと野球の3スポーツでAll-AMERICAに選出されている、スポーツエリートです。

 

引退後は1996年から4年間、サンズのヘッドコーチを務めました。2003年からはセルティックスで運営部門のエグゼクティブ、2021年からはジャズの運営部門CEOとなっています。2009年と2019年には心臓発作で倒れたと報道されました。

 

 

 

 

第8位 リッキー・ピアース

 

 

オールスター×1、6th-man×2

キャリ最高シーズン(31歳)
20.5pts、FG49%、FT91%

 

NBAキャリアの7割をベンチから出場した選手です。30分未満の出場でベンチから20得点以上を叩き出せる、効率的なオフェンス能力を持っていました。ファールを獲得する技術が素晴らしく、バックス、ソニックスを中心に活躍しました。スモール・フォワードのデイル・エリスとは能力も似ているとされ、当時よく比較対象となっていたようですね。

 

引退後は独自でシュートスキル向上に役立つ仕組みを考え、自分の息子や子供たちに指導しました。これは後に『Accushot22』と呼ばれる製品としても販売されるようになり、ゲイリー・ペイトンやペニー・ハーダウェイといった選手が、この製品を支持しているようです。

リンク⇒Accushot22

 

 

 

第7位 アラン・ヒューストン

 

 

オールスター×2、FT成功率1位×1

キャリ最高シーズン(28歳)
19.7pts、FG48%、3P44%(1.3本成功)

 

シュートフォームが美しく、スリーポイントとミドルシュートで得点を重ねるスコアラーです。アメリカですとクレイ・トンプソンと良く比較されていますね。クレイのようにディフェンスでも大きな貢献ができる選手ではありませんでしたが、キャリア終盤以外では大きな怪我をすることなく、タフである点では勝っています。2001年に6年1億ドルという高額契約を結んだことでも周りを驚かせました。7人の子供がいることでも有名です。Good Guys in Sportsという賞を4年受賞されているなど、好感度の高い選手でもありました。

 

引退後はニックスで運営社長補佐として雇用され、 2010年にはアシスタントGMに昇進しました。

 

 

 

 

後半へ続く~♪