ジョン・ストックトン(John Stockton)はNBAの歴代最多アシスト数、スティール数を記録している90年代の名ポイントガードです。最初の13シーズンで欠場したのは4試合だけであり、NBAで最もタフな選手の一人として知られています。
2013年、ストックトンは1冊の本を出版しました。
それが『Assisted』です。
Thank you to John Stockton for dropping by to answer questions! Go pick up his book #Assisted now! #AskStockton pic.twitter.com/c7diIN9Cc0
— Utah Jazz (@utahjazz) November 15, 2013
19年に渡ってユタ・ジャズ一筋でプレーしたストックトンの人生と彼に影響を与えた人物や出来事などについて、書かれている書籍です。執筆の際には昔のコーチを訪ねて、アイデアを出してもらうなどの準備をし、この本の完成までには4~5年かかったといいます。
今回のブログのタイトルにもある通り彼はこの本の中で、チームメイトについても多く触れています。
グレッグ・フォスター、アントワン・カーは素晴らしいチームメイトであり、ブライオン・ラッセル、シャンドン・アンダーソン、ハワード・アイズリーらの若手はお気に入りだったとのこと。
そして、最大のチームメイトは6年間、ジャズに在籍していた
フォワードのアダム・キーフだったと述べています。
#oldNBAcards: Adam Keefe, astute rebounder, straight-limbed genius, #Jazz pic.twitter.com/Q4pt8pRPCH
— Veteran L(W)izard (@Truth_About_It) May 5, 2013
その理由の1つには「チームのために犠牲を払うことを厭わなかった。彼はただそこに座って、マローンが何とかしてくれるぞ、なんて思っていなかった」と語っていました。
キーフは206cmのフォワードで1992年にドラフト1巡目全体10位でホークスから指名されました。1試合15程度の出場時間をもらい、シーズン平均7.8得点、5.5リバウンドがキャリアの最高とスタッツを見る限りは特出すべき点が無い、平凡な選手のようにも見えます。
実際、キーフがNBAで特別な記録を保持しているということは無く、少なくとも日本のNBA雑誌などでは特集されたようなことは無いはず。
私はこの当時のジャズの試合を10数試合ほど見てみましたが、あまりオフェンスには絡まずディフェンス要因のように思っていました。しかも、身体能力が特段高いように見えないです。もっと深掘りすれば、彼の秀でた能力が分かるのかもしれません。
ストックトンとキーフの関係性についても、何か分かったらブログに書いていきたいと思います。