何年も前、
私が生まれる前に亡くなっていた祖父母が、
ずっと見守ってくれていた、
ずっと導いてくれていた。
そんなことに気づかされ、
驚きと感動で涙が止まらなかったことがあった。
そして、今朝、
その視点は、
真実の自分であり
唯一なるものの視点でもあったのだと
気づかされ
安堵感に包まれながら
喜びの涙があふれてきた。
ここに来たかったんだ・・・
ようやく 目的地がみえた。
岩であるかのように、
大きな、大きな翼を固く閉じていた天使が、
僅かな隙間から差し込んでいる光に気づき、
光の方に顔をあげた。
次の瞬間、
バサッ!という 大きく力強い羽音をたてて
舞い上がり、
光に導かれるように飛んでいく姿がみえた。
ひんやりとした空気が心地いい朝。
そして、大きな安堵感に包まれた朝。