日本と中国や韓国は、歴史的につながりが深く、欧米諸国からみると同じ文化圏といわれるくらいだ。
しかし、我々日本人から見ると、考え方など違う側面が目立つ。
その一つの原因は、日本人側にある「和」という文化であると過去のブログに繰り返し述べてきた。
その一方で私はもう一つの理由は、中国や韓国側にもあると思う。
中国の「周」の時代、つまり孔子や老子、孫子などが活躍した時代に、中国から日本に移民団が押し寄せた。
この時代から、漢代に渡ってコンスタントに日本列島に流入するのである。
そのためか、中国の漢代までに書かれた歴史書には、日本的要素が多く、その多くの思想にも同感できるところが多い。
道徳面でも、年上を敬い、控えめに振舞うことを良いことだとしており、違和感を覚えることが少ない。
中国が、変化しだすのはこの後である。
(つづく)