「レベルを分けた経営の要諦(ポイント)」 | かんとれ!

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経営のポイントを絞り込むと、一番重要なことはなんだろう?




こんなことを、つらつらと考えながら、色んな本を読んできた。




そのなかで、自分の意識にひっかかったのは、以下のようなものが挙げられる。




●経営とは、売上を多く上げることである。つまり、赤字にならなけりゃドンドン売ることである。売るために顧客思考が第一に重要となってくるし、また、人事体制、マネジメントが次善の策として必要になってくる。



●カギをにぎるのは、正しい予測ができるかどうかである。優良企業は早手回しに転換の準備を整える。



どちらも、真実だろう。




前者は、少々泥臭さを感じるが、経営のコアの部分をよく突いていると思う。



一方、後者は、もっと違ったレベルで企業全体を、正しい方向に導こうとしている。





つまり、前者は、経営の現場を考えた「戦術」レベルの真理であり、後者は「戦略」レベルで企業全体という「器」をどう動かそうかという、要諦を示すものなのだろう。




であれば、キチンと戦術・戦略に分けて認識し、両方を意識していれば、優れた経営者に近づくことが出来るのではないだろうか?