ライオンは、「百獣の王」といわれている。
ライオンが、一番強いからそういわれているのだろうか?
答えは「否」である。
多分、トラのほうが強い。ひょっとすると象やカバのほうが、ライオンより強いかもしれない。
では、なぜライオンが百獣の王といわれ続けるのだろうか。
ライオンは、優雅なたてがみをなびかせ、突き進む姿がいかにも勇猛に見える。
その優雅と勇敢さを兼ね備えた姿が、ライオンを「王」にさせている。
人間は、容姿ではなく「中身」だといわれる。
しかし、ある程度、外見も大事である。
決して、「イケ面」や「美形」である必要はない。
心の中から湧き出る「気品」や「自信」による「優雅な外見」であることが必要だ。
逆転の発想で、「優雅な外見」をつくることも有効かも知れない。
着飾るわけではない。
優雅にかつ勇敢に振舞うように努力することだ。
外見から内面を磨くことにつなげればよいと思う。