オタマジャクシがカエルになるときには、信じられないくらい変化する。
エラ呼吸から肺呼吸へ、雑食性から肉食性へ、ヒレが無くなり足が生える。
複雑な機能をもつ、脊椎動物であるにもかかわらず、大胆に変化する。
まさに生まれ変わるという言葉がピッタリだ。
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我々にも、このようなことが出来るだろうか?
外見上は、困難であるが、内面や行動という点では、生まれ変わることが出来る。
カエルのように、水中から陸上へと環境を変えることによって、人間も生まれ変わることができる。
環境の変え方は、なにも場所を移動するだけではない。
ものごとの見方を変えるだけでも、人間は生まれ変わることができる。
しかし、生まれ変わるためには、捨てるものも出てくる。
ヒレやエラを捨ててこそ、新しい自分に生まれ変わることが出来るのだ。