顧客はほめるに限るという営業マンの鉄則みたいなものがあります。
しかし、本当に顧客はほめられて喜んでいるのでしょうか?
私なら、それは単なるお世辞にしか聞こえず、その営業マンをあまり信用しません。
また、もともと、ほめるという行為は、目上の者が目下の者にするものなのです。
そのため、むやみやたらに顧客をほめるというのには賛成できません。
私は顧客をほめるときには、「感謝」の言葉を同時にかけるようにしています。
たとえば、「その考えはすばらしいですね。大変勉強になりました。」というふうに言います。
感謝しつつほめると、印象は全く違ってきます。
みなさんも、実践してみてはどうでしょうか?