以前、「○○ロー」という回転寿司の店の経営分析をアップした。
http://ameblo.jp/shinzuru/entry-11159217705.html#cbox
その時に、ブログネーム:コゲ館長さんから「く○寿司」という店があり、「○○ロー」より効率化が進んでいるという情報を頂いていた。
家族で行って見ることにした。
ここも駐車場がほぼ満車に近かった。 人気店であることがわかる。
「○○ロー」と同じく、「タッチパネルの待ち順自動入力機」の前に誘導された。
名前と人数を入力すると、「待ち時間何分」と出てくるやつだ。
幸いこの日は待つ必要がなかった。
スシ自体は、殆ど105円均一。価格は割安感がある。これも「○○ロー」と同じ。
席はカウンターよりBOXタイプのほうが多い。ファミリー客をターゲットにしていることは明らかだ。これも「○○ロー」と同じ。
しかし、「○○ロー」と違う点があった。
「○○ロー」の場合は、他のスシも流れるレーン上をボックス席と同じ色に色分けされた皿が流れてくるだけだった。
しかし、「く○寿司」ではターンテーブルを流れてくるスシ意外に、注文したスシが流れてくるレーンが別に設置してある。しかもスピードがものすごく早い。
座席の入力機で注文を取ると、奥の厨房から握りたてのスシが、豪速球でテーブルにまで届く。
これで、問題なくウェイターの工数を減らすことが出来、顧客と店との間にWin-winの関係ができている。
また、皿を回収するシューターみたいなものも設置してあった。挿入口が105円皿の形に型取られているため、それ以外の皿は入らないようになっている。
さらに、このシューターに5枚皿をシュートすると、ルーレットが回転し、当たりが出れば、ストラップのような簡単な景品が当たる仕組みになっている。
これが、子供たちに大受けだった。
3歳の娘は、おなかが一杯のはずなのに、追加注文を取ってと言って来た。あとで、皿をシュートしたいから追加したのだとわかった。
スシ、そのものも、「○○ロー」に比べるとおいしかった気がする。
しかし、デザート類は、「○○ロー」のほうが若干、充実していたかも。
みんなで、たらふく食べて2600円程度。財布にも非常に優しかったが、支払い金額は600円ほど「○○ロー」より高くなった。
最後の皿の枚数も、シューターが自動カウントしてくれるため、デザートや200円皿のチェックをするだけだった。しかし、それでもウェイターが数える作業は残るため。あともう一息で完全自動勘定できるようになるのではないかと思った。
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「○○ロー」のときには、経営分析したが、「く○寿司」も結果はほぼ同じになる。
「く○寿司」の方が、効率性や味、エンターテイメント性が高く、一見有利に感じる。
しかし、結果として支払金額が若干高くなってしまう傾向があるため、財布の紐を握るものにとっての顧客満足度という点においては、同じレベルなのかもしれない。
子供たちは、また「く○寿司」に行きたいと言っていた。