【第3929回】
ある記事で、Z世代は
「上司ガチャ」が外れても
すぐに転職するのではなく、
まずはキャリアのために様子を見て
それでも難しいなら相談する
という傾向があるとの内容がありました。
やめるまでの猶予期間として
様子見の我慢があって、その後相談する
ということがあるようですが、
このように書いてみると
Z世代に関わらず多くの人の
対応と変わらないように感じます。
昔は、飲みニケーション全盛で
そこで人間関係構築や相談が
繰り広げられたと思いますが
今は多様性よろしく、
望むものが違うがゆえに
上司のアドバイスや対応がトンチンカンに
なることもあるでしょう。
…
組織内でも相手に対する想像力が
重要になるわけですが
想像したうえで、
適切な解決を与えられる人が
どれだけいるだろうかと思います。
上司とのミスマッチに関する解決を、
給与アップとして還元することは
一つの考えではありますが、
働きやすさや時間的な余裕など
金銭以上の価値を提供する方が
より、長く働きたくなる
要因になるのですから
組織全体の最適化された環境は
何よりも大事になるのです。
環境が悪く、業績が悪いのであれば
なにも対応しようがありません。
…
このように考えていくと
精神論や根性が美徳にならないため
本当の意味でマネジメントが
どの組織でも必要になっており、
そのための学習が欠かせない
と考える次第です。
個人的な意見として
ご参考まで。