【第3623回】




今日は昨日の記事の

若干の補足をします。


案の定と言えば、案の定で


東出さんの子宝再婚には

誹謗中傷が相次いでいるようで


それに対する


「離婚は個人の勝手であって、

他人が口出しすべきでない」


というさらなる罵倒も

展開しているとのこと。


翻って、僕も東出さんの

再婚をきっかけとして


時間差の一夫多妻が

どのような意味を持つか


という見解を述べたわけですが、


それを誹謗中傷だと言われれば

もう少し踏み込みたい

気持ちがあります。





なぜなら、大人の事情を

最優先して別離すれば


子どもが不安で寂しい思いを

するのは100%だからです。


仮に、夫婦喧嘩が絶えず、

虐待も発生しているなら


離婚したほうが

子どもの心理的にもまだマシ

と言われており、


確かにそれは正しいですが


それでも関係の正常化が

子どもの不安の解消に

最も有効であることには


変わりありません。


その後の子どもの心理に

一生涯に渡って


悪影響を及ぼすことである

にもかかわらず、


「他人だから放っておけ」


という態度を

全ての大人がするなら


社会的な弱者である子どもは

決して救われないのです。


少なくとも、


たまたま悪影響がなさそうに

見える事例だけで判断して、


「問題ない」とするのは

大人として責任逃れでしか

ありません。


どのような不幸があり

どのように影響するか


社会として共通認識を

醸成すること、


専門家が都合よく解釈して

社会に受けがいい答えだけを

提示させないこと、


そういう議論をもって

家族の持つ意味、

子育ての持つ意味を明確にした後で


社会の持っている価値観を

再度検証すべきです。





以上を踏まえた考えを元に


男性が親権を放棄しつつ

再婚を繰り返すことの意味を

問うべきだと考えています。


個人的な意見として

ご参考まで。