【第3526回】



声優の古谷徹さんが

「ファンと不倫し妊娠中絶」

したそうです。


他人のことで、

僕が関係したことでもないので


とやかく言う筋合いも

まったくありませんが


なかなかにヘビーな

話題だなと感じました。


よく思わされるのは


こういう問題は

相手がいるから発生する

ということで


性行為依存症もそうですが


モテてしょうがない人間でないと

かかりようがない

そんな病気があります。


僕などはそんなものに

依存しようもありません。


ギャンブル依存症も

金を貸す人間、与える人間がいて

初めて成立するもので


そもそも論として

なぜそれが起きたか

と考えたときに.


「可能な状況」


があったことを

考えるべきなのです。





また、性的な問題を起こす人は


たいていマザコン、

母親の愛情不足で

育った人であって


愛情不足とは


自分自身であることを

何らかの意味で

許されなかったことを


意味しています。


評価や、期待にさらされて

育った人は


いかに物的に恵まれようとも

能力や評価に恵まれようとも


おおむね愛情不足なのです。


愛情不足で、ありのままの

自分自身に自信がないと


人から認められることに

過剰に反応してしまいます。


古谷さんもファンから

一途に想われたことを

原因の一つとしていますが


それがトリガーだといっても

過言ではありません。





僕は愛情不足で

育ったわけではないので


人に認められること自体を

目的にすることはありませんし、


不貞を可能にする状況から

遠ざかるか、打ち消すように

しています。


ある意味では二重の

防御を張っているので


古谷さんのような事態は

まずあり得ません。


大きく言い換えるなら


性的な問題を反省して

古谷さんの言うように


「人生かけて償う」

とするのであれば、


なによりも、自分自身を

無意識のレベルで


ありのままに認めることが

必要なのです。


ご参考まで。