【第3497回】



不倫問題を起こした

アンジャッシュの渡部さんが

大竹まことさんに大説教される


という記事を見かけました。


ラジオでの一こまを

記事にしているので


その時のテンションなど

よくわかりませんが、


自分を庇ってくれた相方を

蔑ろにする態度が


まったく変わっていない

ということで怒られたようです。


相方を大事にするどころか


やはり一人の仕事ばかりを

しようとしていることに


誠実さが感じられない

という意味になります。


これを読む限り、

その通りだと思いました。





ただ個人攻撃をしても

しょうがないので


一般論として述べますが


「人間が変わる」という時は

本人が自分自身に絶望しないと

難しいように思うのです。


例えば、先述の

渡部さんの出来事に関しては


「熱い鍋を触ってやけどした、

もう触らないでおこう」


という程度のものに

過ぎません。


つまり、自分自身の

過失ということ以上に


「運が悪かった」と

解釈することも可能であって


それは自分自身を否定する

ほどのものではなかった

ということもできます。


それは極楽とんぼの

山本さんにもみられる

態度であって


他の種類の不祥事を起こして

テレビ露出の激減した


芸能人などにも

見られるでしょう。


昭和感覚では「何が悪いのか」

と思いつつも


それでも謝らなければ


収まりがつかないから、

芸能で仕事ができないから


謝る、ということが

あるのかもしれません。


人によっては

不倫であろうと、

暴行、麻薬であろうと


はたまた

警察につかまろうとも、


何事もなく復帰する

場合があって


その出来事と比較しないで

考えられる人の方が

少ないのではないかと思います。





自分に言い訳できるうちは

人間が変わらない、というのは


それほどに変わることが苦痛である

 

ことも意味しています。


「のど元過ぎれば

熱さを忘れる」


というのが人間であって


だからこそ、よく言われるように


健康長寿でいたいなら

病の伴っていたほうが


良い生活習慣を維持できる

と言えるのです。


ある程度の熱さが常にあれば

忘れることがありませんから。


ただし、それが「変わった」

のかと言われれば


違う、ということです。





現代社会では個人の自由を


過度に尊重、

主張する傾向にあります。


自己弁護しやすいために


かえって「変わる」

機会を逃すのです。


だからこそ人間関係に

過大に悩むことになるし、


解決を見いだせないまま


仕事や結婚や付き合いそのものの

 

リセットを繰り返すことにもなります。


個人的な意見として

ご参考まで。