【第3433回】



南明奈というタレントの方で

「お誕生日は両親に感謝する日」


という主張をしている

記事を見かけました。


僕は何でも疑問を持つ

タイプの人間なので


「なんで?」


とすぐに

思ってしまうのですが


この場合も意味を

考えてみました。


少なくとも僕は

4人の子どもの父親ですが


感謝して欲しいとは

全く思いません。


「寂しいから誕生日に

なんか言って欲しい」


と言ったほうが

まだ理解できますが


僕は子どもに関して

無事生まれ、育ったことに

感謝するだけのことで


それは誕生日だからではなく

いつだって変わらないのです。


「それを誕生日ぐらいは

表現すればいい」


と言うのもわかるので

そうすればいいですが


両親に関して言うなら


真っ当に育ててもらった

感謝はありますが


それを僕は

自分の子どもに対して

継承することで


表現するべきだと思っています。





子どもが中心の世の中


そういうことを

理念として生きるなら


年長者が恩着せがましい

ことを言ったり、


感謝されて嬉しがっている

場合ではありません。


「私たち両親より、

今お前の家庭を、子供を

大事に暮しなさい」


その言葉を言うべきだと


現代のような過酷な

子育て環境において

なおさら強く思います。


個人的な意見として

ご参考まで。