【第3358回】



僕は石橋を叩いても

渡らない時があるくらいの

慎重派ですが、


それでも思わぬミスや

落とし穴というのは


決してなくなることが

ありません。


感覚としては


気づいたら不安定な橋の

真ん中にいる


という状況でしょうか。


もちろん、

それが大事に至らず、

リスクも大きくなければ


どうということは

ありませんが


一発終了みたいなリスクの

潜んでいる出来事だと

気づくことができたら


かえってラッキーだったと

感じる場合があります。


一撃で落とし穴に

落とされることもあると思うと


一歩手前で気づいて


今後落ちないように

対策できるからです。





しかし、そうとは捉えず


ただただ「ついてない」

と考えただけで


そのままにしてしまう人が

多いように思います。


世の中の事件事故の

ニュースを見ても


なんでそんなことになった?

と残念に思うくらいの

ひどい出来事があって


それがちょっとした注意で

避けられたと思うと


日頃の考え方に問題があると

言う他ないのです。





日常に限らず

人生単位の失敗も


先人たちの経験を見聞きすれば

ある程度知れるもので、


合理性や正当性を

訴えたところで


仕方ない場合も多いと言えます。


そういう意味でも

日常のささやかな幸せの

捉え方を見直して


一発アウトのリスクを

どのように評価するか

考えて見ても良いと思います。


個人的な意見として

ご参考まで。