【第2949回】
最近の知識人の言動で
合理性や事実を
良く捉えているなと
思える人でも
大きな勘違いが
最後の最後に必ず
出てくることがあります。
それは、
「だから、岸田は
何もしていない、
だめな首相だ」
という結論です。
事実や合理性は
一般より優れているのに
なぜか着地点で
首相のせいになります。
それを僕は「勘違い」
と称して始めに言いましたが、
その「勘違い」とは
「アメリカに対して
話せばわかる」
という絶対の信頼を
置いている点なのです。
…
この世界で、もっとも
話の通じない国が
現在、アメリカを
おいて他にない
と僕は断言します。
それは、mRNAワクチンの
大量消費を
ファイザーなどの他の薬、
製剤の特許とのバーターとして
強要されていますし、
ロシアへの圧力然り、
ヨーロッパのエネルギー供給の
アメリカ産天然ガスへの
切り替えも含め
(パイプラインではなく
タンカー輸出なので高額)
やりたい放題なのです。
…
ホモデウスや、
ダンブラウンのインフェルノが
示唆しているように
アメリカの何人かの
実業者や科学者が
人類の「死」を克服する
という考えをもって
遺伝子操作を狙っている
と言います。
これは検索すれば
公言しているものなので
なにも陰謀論ではありません。
おそらくその時に
mRNAがその操作の切り札に
なるであろうことは
容易に想像つくのですが、
ビッグデータとして
人間の結果が必要で、
それが今回のコロナの
不合理な騒動だと
見えてくるのです。
遺伝子の操作は
非常にデリケートなので
老化遺伝子や死の遺伝子を
取ればいいというものでは
ありません。
…
また、エネルギーに関しては
アメリカの天然ガスを売るため、
軍需産業の活性化のため、
ロシアや中国に
喧嘩を売っていたと
分かってきますし、
地球温暖化も一役買っていた
とわかります。
日本などは車のガソリンエンジン
から撤退することで
車産業を取り巻く、
熟練工の優れた技術や
その周辺の莫大な雇用、
そして給与などの待遇が
消え去ることを意味するのです。
車会社の従業員だけの
問題ではありません。
…
これらをすべて陰謀論
と片付けることは簡単ですが
アメリカは、江戸の
不平等条約に始まり、
二次大戦の大空襲、原爆など
無茶苦茶やりながら
聖人の顔をしています。
それはエンタメや
スポーツを利用した
印象操作と言えますが
つまり何が言いたいかって、
話して通じるような
相手ではない、
という前提に立って
外交や国防を考える必要が
あるということです。
それはアメリカに対してです。
…
そういう観点で見ると、
岸田さんは余計なことを言わず
なんとか世界との
バランスを取りながら
国内の経済の立て直し、
戦争、軍事の圧力の回避を
実行しています。
それは岸田さんが
いままでやってきたことを
分析すれば分かります。
それまでの首相には
そうした動機がなく、
アメリカの言う通りを
処理していたに過ぎません。
(田中角栄はもちろん例外)
日本人は性善説で
陰謀論を拒否しますが、
歴史はそんなことを少しも
証明してくれないのです。
そこを理解しなければ
本当の民主主義には
ならないと言えます。
ご参考まで。