【第2790回】
岸田さんの議論で
金融所得課税
というものがあります。
いわゆる金融の投資利益に
税を課すわけですが、
これに文句を言う人は
当然ながら儲かっている人です。
それに一般が
どう関係するかと言うと
働いて儲かった分から
利益を吸いとられる
割合が大きい
ということがあります。
以前は投資することで
事業が拡大して儲かって
全体の所得の底上げに
繋がることから
投資を活性化させるために
税を低くすべきと
認識されていましたが
現代はそうではないのです。
事業が拡大し儲かったとしても
投資家が多く吸いとって
労働者の賃金が変わらず
格差の拡大しか
もたらしていません。
…
特に問題なのが
海外籍の投資家たちで
国内労働者を働かせて
投資益で儲かって
その利益を海外に持ち出している
ことにしかならないからです。
過去のプランテーション
農業さながらの
植民地政策で儲かる構図
でしかありません。
…
岸田さんには
金融所得課税を増やせば
海外投資家が逃げて
国内の経済成長がダメになる
という人々がいますが
一般人と対立する存在だと
気付く必要があります。
この事は「21世紀の資本」で
有名なトマピケティの
最新レポートでも証明されており
岸田さんは国内経済を
安定化させるために
必要な税体制を作ろうと
しているだけなのです。
所得倍増の足掛かりなのは
間違いありません。
…
何事も完璧な計画など
あり得ませんが
岸田さんの動機は
支持するに値すると
感じています。
ご参考まで。