【第2763回】



改憲がウクライナの

侵攻報道をもとに

話題になっています。


「自分達も侵攻されたら

大変だから


武力を持ち、核を持ち、

強化すべきだ」


という発想が

生まれているのでしょう。


僕も以前は武力を持つのか

不要なのか


はっきり判断が

つきませんでしたが


今では絶対的に分かります。


改憲すべきではありません。


なぜなら、武力を行使する

という大義名分が生まれたら


今のウクライナのように

アメリカの軍需産業から

カモにされるからです。





今の日本が軍事力や

戦闘行為を放棄した

状態であることは


世界中の人が知っています。


だからアメリカは

手出しができません。


そもそも、改憲して

武力を強化し、核を持ち


侵略に備えても

意味がないのです。


エネルギー資源が

絶対的に不足する日本で


機雷を海にまかれたら

補給ができなくなり


長期化によって

必ず敗北するし、


(二次大戦が

まさにそうでした)


日本からの核攻撃で

一撃に戦うことは


世界にとって

絶対悪だからこそ

メリットはありません。


それが許されるのは

メディアを支配する

アメリカだけでしょう。





北方領土や尖閣諸島で

イライラする人は


白黒つけたり


正義を通すことが

目的化しています。


重要なのは


話の通じない白人社会から

日本の安寧をまもること

に尽きるのです。


手段としての武力は


日本にとって

無意味であるどころか


軍需産業の策略を

引きつけてしまいます。


北朝鮮が、ロシアの後は

自分達が狙われることを悟って

大慌てですが、


その時の捨て駒は

一体どの国になるでしょうか。


そうしたことを

回避するために


戦後の政治家は必死になって

国づくりを進めました。


アメリカによる

田中角栄の排斥を

知っていればこそ、


よほどの知略でもって

政治をする必要があり、


今の岸田さんには

その繊細さが伺えるのです。


ご参考まで。