【第2744回】




婚活がうまくいかないのは取り巻く条件ではなく、

出会った相手の気持ちを手に入れられない自分にあるのだ

というのを、忘れないでいてほしい。



(婚活の失敗が「勘違い」だと気付かない男女の結末~

 問題は年収でも年齢でも容姿でもないいう事実

 https://news.yahoo.co.jp/articles/2fc1a1910579de7a2434709100a9356b4d69d168?page=6

 4/14(木)東洋経済)




引用文と引用元タイトルで

大方分かる記事ですが、


それにしても

何とも腑に落ちません。


僕は既婚者であり、


20歳の時に結婚して

4人の子供に恵まれて

かれこれ20年以上経ちますが


そも個人による婚活は

矛盾ではなかろうかと

僕には思えます。


婚活をする人は

既に結婚が必要なかったから

その状況に陥ったのです。


僕にとっては

妻との結婚が必要だったし、


家庭と子供が僕の人生だと

始めから定まっていたから

これまでやってこれました。


もしその動機も無いとしたら


後は生活問題として

結婚相手が必要だという

ことになりますが、


現代において

そのような前提はないのです。


昔は、


女性は家庭に入らないと

生活できなかったから


結婚することが


現代の就職とおなじくらい

当り前のことでした。


だからこそ、親世代は

見合い結婚という形で


ほとんどすべての男女が

結婚しました。


つまり、何が言いたいかって


結婚できなことは

個々人の問題ではなく、


社会問題そのものだ

という事です。


女性の社会進出や

男女雇用機会均等法の

存在によって


半数の未婚社会の成立は

約束されたも同然だったと

言えます。


ジェンダー平等を加速すれば

ますますシングルは増え、


男性と並べられた女性は

苦しい仕事生活を

送ることになるでしょう。


欧米ではすでにそうなり、

酷い格差が生まれています。


誰もかれもが知的な仕事に

就けるわけではないのです。





で、引用文です。


女性に向けた提言ですが

間違えています。


僕の解釈で見れば


純粋に男が女性化した

という結果に過ぎません。


女性は子供を産む性です。


人間を生物的に見れば、


女性は妊娠後

約10カ月にわたり、

守ってもらう必要があるし、


その後、子育てにするにも


少なくとも3年ほどは

子どもに集中する

必要があります。


そんな中で、男が

甘えを出しているようでは


女性は安心して家庭で

過ごせないのです。


仮に、女性が結婚に当たって


相手の気持ちに迎合して

気を引けたとしても


妊娠後もずっとそんなことを

してはいられません。


そういう意味で、


男性は愛する性で

女性は愛される性という


自覚がそもそも必要なのです。


それがアメリカの

リベラルによる


無理やりな社会変動によって

自我の確立が妨げられ


男性のマザコンが増えることで

女性化が進み、


女性が気を引かなくてはならない

矛盾が出てきました。


そんな母親がさらなる

次世代のマザコンを育て、


悪循環は続くのです。


詳しい説明を

かなり省いていますが、


トランスジェンダーの議論も

こうした矛盾の上に

立っているので


社会が無茶苦茶になるのは

目に見えています。





じゃあ、女性はどうすれば

いいかと言えば、


家庭を持ち、守りたい

という強い動機を持った

男性を見つけ、


その動機を尊重する

という事になるでしょうか。


ただただ、いい暮らしを

したいのであれば、


もう自分で働いて

自分で使った方が早いし、


子どもでなくとも

ペットで満足できるなら


それが「永遠の子供」を得る

簡便な方法になります。


人間の子供など

思春期を超えると

大変なことが多いものです。


もう一度言いますが、

それを超えて結婚をするなら


正しい動機以外にありません。


それが、「男性は愛する性で

女性は愛される性」という


基本に成り立つという事です。


個人的な意見として

ほどほどにご参考まで。