【第2657回】



日本を鎖国するな

という論調は


コロナの外国人規制で

ハイソな人間たちから

よく聞かれるものです。


なぜ、鎖国しては

ならないかというと


競争力が弱くなるだの

日本が尊敬されなくなるだの


ハイソな人間たちの

優劣感情が大きいと言えます。


一般人にとってみれば

海外に行ったから

えらくなるなんて


一向に思えないし、


英語が喋れるなら

国際人で頭がいい


という日本的感覚で言えば


アメリカ人は

国内で一生過ごしても


国際人で頭が良い

ことになります。


グローバル化というのは

国際化でもなんでもなく、


アメリカナイズされる

だけなのは

誰の目にも明らかであって


そういう意味から言っても

鎖国的であることに


競争力や尊敬が関わるとは

思えないのです。





何が言いたいかって

岸田首相には


そういう白人に対する

劣等感情でものをいう

“国際人”のいう事を


聞いてほしくない

ということです。


海外に行ったり

海外の文化が好きなことを

非難したいのではありません。


アメリカの合理性が

日本に必要だ


という論説を強制したがる

人間につき合わされるのが

嫌なだけです。


国内の自立があってこその

インターナショナルであって


グローバルの自由競争だけが

経済の答えではありません。


個人的な意見として

ご参考まで。