

「トラップドア断層破壊」は通常の地震に比べて地下の浅い場所で起きることから強い揺れが広く伝わりにくい一方、海底の地形が変わるため津波が発生するということで、今回も震度1以上の揺れは観測されませんでした。地下にマグマがたまるのに一定の時間がかかることから須美寿島では10年ほどの間隔で同様の地震が繰り返し起きているのではないかとしています。
須美寿島では、ことし7年ぶりに周辺の海水の変色が確認され今月、気象庁が海底噴火のおそれがあるとして周辺海域に噴火警報を発表し、航行する船舶などに警戒するよう呼びかけていました。