「部」
意味
①わける。また、分けたものの一つ一つ。「部品」「部分」「一部」
②すべる。統率する。
③組織上の区分。くみ。「部署」「部員」「本部」
④集落。むれ。「部族」
⑤つかさ。役所。「工部」
⑥新聞や書物などの分量や冊数。「部数」「大部」
「忌部」
とは、古代よりヤマト王権の宮廷祭祀・祭具製作・宮殿造営を掌った名門氏族。「忌部」は穢れを忌む集団という意味。「忌」は、慎みをもって神事で穢れを取り去り、身を清めることをいう。
阿波を開拓した忌部氏は、ヤマト政権の設立直前の3~4世紀に全国各地へ進出して麻・穀を植えるとともに音楽・芸能・農業・養蚕・織物・建築・製紙・鍛冶などを伝えた祭祀族であり、海洋民であり、技術集団だったと考えられています。
「海部」
海の民が住んでいた所を海部という。
外洋航海に必要な天文知識、造船技術、航海技術の集団
始祖 ヒコホアカリ 彦火明命
ニギハヤヒと同神
天孫ニニギノ命の兄
アマテラスの孫ニニギノ命が高千穂に降臨
ニニギノ命の兄 ホアカリノ命(ニギハヤヒ)が丹波に降臨
神武に大和を譲った
「物部」
物部氏は、軍事と祭祀の集団、特に宗教的な事務を司る役割を持ち、古代の祭祀や儀式を担当
物部の始祖はニギハヤヒ
海部、物部は同族?
忌部と海部が手を組んで阿波国を作って日本を開拓
部とは集団、統率していたという意味
神道では人間は亡くなったら皆、神様になるという考え